Excelスキルチェック問題を作ってみた~初中級編~
先日、Excelスキルチェックの問題をどうやって作るのかの記事を書きました。しかし、自作しようとなっても元になるデータを集めたりどんな風に作ろうかなんて考えているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
なのですぐに使える問題を作ってみました。
よくある質問
・そのまま使ってよいですか?
→はい。自社でよく使う表や形式で改題されるのをおすすめします。
・友達にあげてもよいですか?
→はい。再配布はこの記事のURLをご紹介いただけると嬉しいです。
・答えはありますか?
→ありません。
・○○関数がないのですが?
→職種や業界によって利用頻度は異なります。今回は偶然採用しなかったものと思われます。
・自社用のを作ってほしい
→お見積りします。
問題解説
以下はどのようなものが出題されているかの解説です。
Q1. 合計と平均、書式設定
SUM/AVERAGE/カンマ区切り/小数点以下の桁数表示
基本的な四則演算と数字の表示形式の設定です。
Q2. ウィンドウ枠の固定
画面いっぱいに広がるデータ処理には必須の機能です。
Q3. データの並べ替え(並べ替え)
数字と文字列になった数字の並び替え(例:社員番号や会員番号)の並び順や対応方法も勉強しておくと完璧です。
Q4. データの抽出(フィルタ)
セルの内容だけでなく色で抽出できるのも便利です。
こちらも覚えておくと幅が広がります。(色付ける人多いので)
Q5. 棒グラフ
Q6. 折れ線グラフ
この2つとできれば円グラフもおさえておいて、どんな時にどのグラフを選択すればよいかを選べるとグラフマスターになれます。
(3Dグラフは覚えなくてヨシ)
Q7. 空白の半角全角揃え
やろうと思えば手作業や置換で済む話ですが「元データを改変しない」という条件があるときは関数が役立ちます。
ASC、SUBSTITUTE、REPLACEあたり。全角にするときはJIS。
Q8. 日付関連の計算
NOW、TODAY、EOMONTH、mとmm、dとddの表示の違い。
セルの中で日付はどのように保持されているか(シリアル値)がわかればもう恐くはありません。
Q9. 割引の計算と端数処理
引く人かける人、人によって違いが出る問題です。問題通りに式を作るとどうなるでしょうか?「社割だと7掛けで買える」なんて言ったりすることもあるので、これをどうとらえるか?結果は一緒なんですが過程の違い。
Q10. 条件付き書式
直接指定できるなら、さらに一歩進んで式を設定してみましょう。
行に色を付ける条件付き書式とかかっこいい。
Q11. 絶対参照と相対参照
横に縦にコピーしてぎゃー!となるやつです。F4キー連打派です。
Q12. 交通費の計算と条件の判定
IF文、Falseの時にどうするか?がわかれば入れ子のIF文も攻略できます。
Q13. 条件付きの合計の計算
COUNTIF、COUNTまわりの関数は覚えておくと便利です。
Q14. データ集計
SUMIF(S)でやるという力技もありですが、ピボットテーブルを利用すればあっという間に完了です。
Q15. データ検索
Excel中級の登竜門VLOOKUP。IFERRORも入れちゃいました。
エラーのままだとそのあとの計算ができないので、0に置換して計算できるようにするということもあるので覚えておくと便利です。
よきExcelライフをお送りください。
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