何歳から英語? 大手英会話学校を考える① メジャーな英会話学校の存在意義
もうすぐ2歳になる我が子のために、妻が突然あるメジャーな英会話学校の体験レッスンを申し込みました。
私は大手英会話学校で働いた経験があるので、多くのメジャーな英会話学校の最優先事項が会社の利益やスタッフのノルマにあることを知っており気が乗らなかったのですが、子供たちがどのような反応をするか興味があったので、体験レッスンを受けてもらうこととしました。
私が働いていた英会話学校では、”ノルマ”という単語を”目標”と表現して、採用活動の際には「我々の企業にノルマは一切ありません。」と謳っていました。そして入社してからは「良いレッスンをすれば自ずと生徒が増えてきます。生徒数獲得の目標は必ず達成できます。必ず生徒数獲得の目標を達成しなければなりません。」という上司からの指導が定着していました。
ある意味論理的で正論でもありますが、つまりは、セールス目標達成、売上増への貢献が全てです。営利企業なので利益を最優先にするということも正論と言えば正論ですが。
一方で生徒の成長を切に願い、尽力している講師も多くいました。ただし、やはりセールス目標達成が全ての世界で、それがメジャーな英会話学校の存在意義なのだと思います。息子たちの体験レッスンに来た講師と話していて改めてそう思いました。
このような状況で行われるレッスンは、教育方針をしっかりと定めてレッスン内容を常にブラッシュアップするような志ある個人経営の英会話学校や、新しい試みで社会貢献を考えているベンチャー企業などとは別のフィールドです。
どのようなフィールドで力を発揮できるかは一人ひとり違うと思いますが、いずれにしてもメジャーな英会話学校の存在意義について知った上で、そのサービスを利用するか検討する必要があると思います。