また値崩れ!?ネット物販で価格崩壊が起きた時の対処法と対策。利益の出し方。
こんにちは(*´艸`*)
私は本業のスーパー店員と副業のせどり物販で生計を立てている一般人のChihayaです♪
物販が流行ってる昨今、値崩れに悩まされる方は沢山いらっしゃると思います。
この記事では、値崩れ、価格崩壊が起きた際の対処や今後の対策を簡潔にわかりやすくお話ししたいと思います。
値崩れとは?
値崩れとは商品の需要に対して供給が増えすぎてしまい、商品の市場価格が下がり続ける現象のことです。
販売者としては、そういう商品は利益が出てるうちに速く販売してしまいたいものですが、出品者が増えすぎるとそう上手くいきません。
我先にと最安値競争が始まり、競争に付き合ううちに本来なら利益の取れるはずの商品を安価で売ってしまうのです。
最悪、損切(赤字で販売)もする可能性も十分にあります。
なぜ値崩れが起きるのか?
せどりで値崩れが起こる原因は3つあります。
①1つの商品に一気に大量の出品者が発生する
これは店舗せどりの新品商品によく見られます。
某大型ショッピングモールや全国展開、または広い地域に展開しているお店の値引き商品や在庫処分品は、本部からの指示で全国一斉に値引きをしているものが多いのです。
その商品を全国の物販プレイヤーが各地で購入することで、大量の出品者が市場にあふれかえることになります。
稀に店舗独自の値引き(発注しすぎた、何故かこのエリアでは売れなかった等)によって仕入れた商品は、自分しか出品者が増えない為値崩れが起きずに利益を出して売り切れるのです。
②資金の少ない出品者や新規出品者、在庫処分目的による価格競争
物販が流行っている今特に多い「仕入れ資金の少ない新規出品者」が、クレジット払いの仕入れによる資金繰りが心配で先に売ろうと焦って安く設定するパターンです。
ライバルより安価に設定し、別の出品者も早く売る為に張り合うなどして起こります。
稀に起こる最悪なパターンとして、Amazon販売サポートツール「プライスター」の「自動最安値追従設定(自分より安い最安値出品が出現したとき、自動で同額の最安値に切り替える機能)」の存在を知らず競争されていると勘違いし、一人でどんどん値下げをしている新規の方もいらっしゃるようです。
③需要に対して供給が多い
これは小売販売事業の全体で言えることですが、売れない商品を売るには値段を下げるしかありません。ペースが遅い分、市場価格も当然下がります。そもそも売れ残った商品を買い取ることもあるせどりです。物販をする以上、この問題とは一生付き合い続けることになりますね。
値崩れが起きた時の対処法
では実際に値崩れが起きた時、どのように対策するべきでしょうか。
私なりの判断と解決方法を公表しますので、参考になれば幸いです。
まず最初に、商品がどのようなものかを見極め、どう販売するかを判断します。
ここは経験値が大事になりますので失敗しながら学び、最大限の利益が取れる判断ができるようになりましょう。
①予定の利益をあきらめ、早めにさばき切る
判断は早いほうがいいです。他の最安値付近の出品者が多く、有名店や全国展開している店舗で購入した商品は最安値追従設定にして早めに売り切るほうがいい場合があります。
その中でも
・ランキングが高くない商品
・旧シリーズやシーズンが終わるためランキングが落ちると予想される商品
・どこでもよく目にする商品ためランキングが高くても出品者が増え続けると予想される商品
・Amazon以外の販売サイトでも出品数が多い商品
は特に早めに判断しましょう。
多少の損切はあっても、売り切った方がいい場合もあります。そういう商品は現金化が大事です。
ここで利益を出すコツとして、
他の販売サイトで出品数が少なかったり最安値がAmazonより高ければそちらで出品してみましょう。Amazonでは利益が少ないままですが、他サイトで売れた時にしっかり利益が取れる場合があります。
AmazonはFBAに納品しても、マルチチャネルサービスを利用すれば他サイトの購入者にも発送できます。Yahoo!ショッピング、楽天、au Pay マーケット、eBayなどがおすすめです。
②予定の販売価格で安い出品者が売り切るのを待つ
・ランキングが高く安い出品者が売り切る可能性がある場合
・ライバルが少ない場合
・地域密着型の店舗数が少ない店でせどりした商品の場合
・過去のグラフで値崩れがなく、需要が落ちないと予測できる場合
・薄利ではない場合
などは店舗の値引きなどで一時的に出品者が増えているだけで2~3か月ほどで落ち着く場合があります。こちらもAmazon以外の販路で出品すると、より高利益が期待出来たりペースが上がります。
焦って値段を下げるのはもったいないです。
特に資金の少ない新規さんは価格を下げがちな印象を受けますが、値崩れ商品が多くなる昨今の物販ブームの中、こういう商品でしっかり利益を取らないと厳しい戦いになります。
まずは資金を確保し、しっかりと「待てる」環境を作りましょう。
③ストッパーを決めて最安値追従設定にする
これから値崩れが起こるであろう商品は、利益が出て販売できる最低額でストッパーをかけ、最安値追従設定をすることをお勧めしています。市場の動きが読めない場合、すぐに新しいライバルが出現しそうな場合はこの方法で待機し、その後の価格の動きで今後を判断するといいです。
店舗せどりが多い方は基本的にはこのやり方を中心に立ち回り、その後継続するか、①か②の動きに切り替えるのがいいです。もちろん他の販路でも販売を続けましょう。
物販は基本回転、現金化が大事です。
待ち続けるよりは少し安くなっても売り切るほうがいい場合もあり、特にAmazonFBAの場合は在庫保管制限や在庫保管手数料、在庫パフォーマンス指数なども気にしなければなりません。
そこは商品や市場の動きを見極め、在庫数に合わせて判断で来るようになりましょう。
値崩れの対策
物販をする以上、値崩れは必ず起こります。起きた後にどうするかが大切なのですが、あらかじめ対策をするスキルを養うことも意識しましょう。
①購入しない
全国で販売されたことが予想される商品で数が多い場合、そもそも購入しないという選択も大切です。
特に某大手ショッピングモールなどの場合、急激なライバル増加が予測できる商品が沢山あります。
しかしその中でもしっかり利益が取れるものも沢山ありますので、どういう商品が値崩れを回避できるか判断できるといいです。
個人的に学んだ知識として、大型商品は嫌われる傾向にあるので値崩れが起きにくい商品が多いです。中型商品や気軽に手を出しやすいもの、おもちゃ類などは要注意です。
②寝かせることを前提で購入する
「寝かせる」とはそのままの意味です。販売できる環境、安い出品者が売り切るまで待つことを前提に購入して数カ月後に販売しましょう。
もともとの出品数が少なく希少価値が高いもの、大型商品、ランキングが1000位以内とかなり高いものはしっかりと寝かせれは高い確率で値崩れが収まります。
FBAで寝かせるのもいいですが、自己発送にすることでパフォーマンス指数の低下を回避したり、保管手数料が発生しない立ち回りも重要です。
その間も別の販売サイトで出品して積極的に販売していきましょう。
③販路を広げて販売機会を増加させる
個人的にこれはかなり大切です。
Amazon以外でも販売できるよう、環境を整えましょう。
メルカリ、ラクマなどの等のフリマサイトのほか、Yahoo!ショッピング、au Pay マーケット、e-Bay、ヤフオク、楽天などそれぞれ相場が違い、Amazonで値崩れが起きていても他サイトでは思いのほか高く売れることが以外と多くあります。
FBA に納品していてもマルチチャネルサービスで発送できますので、どんどん活用しましょう。
フリマサイトは手元にある商品しか販売できないルールがありますので、FBAからのマルチチャネルサービスが使えないということになります。
実際に垢Banもあるようなのでご注意ください。
値崩れ対策以外でも、販路を広げることはメリットが多いので一度拡大してみてはいかがでしょうか。
やってはいけない行動
最後に、値崩れが起きた時や起きそうなときに絶対にやってはいけない立ち回りをいくつかご紹介します。
①最安値よりも自分の価格を下げる
私は資金の少ない状態から物販を始めた一人です。
焦る気持ちはわかります。
ですが、ビジネスは学ぶことが大切です。
自分が安くしたところで全体の価格が下がるだけになるのは目に見えています。
最安値自動追従で設定している方がほとんどなので状況は何も変わりません。
それどころか、少しでも利益を残して一人ずつ売れればいいところを、一人の無意味な行動で誰も幸せになれない状態を作り出してしまいます。
視野を広く持ってビジネスのセンスを養っていきましょう。
②思考停止で高い価格で放置
投げ出したくなる気持ちはわかります。
ですが、FBA納品した以上保管手数料が発生します。
奇跡的に誰か押し間違えて買ってくれないかなー…と思うときもあります笑笑
現金化に向けてしっかりと判断し、自分の行動に理由付けができるようにしましょう。
値崩れが回復する確信がないのであれば、早めに捌き切るか別販路に期待しましょう。
③保留攻撃
保留攻撃とは、コンビニ支払いなどの設定で買い占め、支払いをせず放置することで一時的に市場から排除しようとすることです。
つまりほとんどは同業者の嫌がらせです。
Amazonは購入後、一週間は支払いを待った上で返金されます。その為これをされると一週間は販売機会を失うということですね。
モラルは守りましょう。
そして逆に保留攻撃をされないよう、個数制限を設ける、コンビニ支払いを設定から外すなどして対策することも大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか!
値崩れにおいて細かいことを話せばきりがないのでなかなか簡潔に書くことが難しく、わかりにくい部分も多かったかと思います。
伝えたい部分をかなり絞ってピックアップしましたので少しでも伝わって参考にしていただけたら幸いです。
物販をする以上値崩れは一生付き合うことになります。
その中でどう立ち回り利益を生み出すか、どのように付き合うかはその時々によって様々な判断やセンスを求められます。
そして今回紹介した内容も、活動規模の小さい副業レベルの私の判断基準であり、事業の規模によっては他のやり方や真逆の立ち回りが正解な時もあるでしょう。
立場や時代によって形を変えるビジネス。
私は好きですよ!(*´艸`*)
困難や壁を乗り越え、事業拡大を目指して頑張りましょう♪
以上でこの記事は終わりです。
いかがでしたか?お役に立てましたでしょうか。
物販の経験や情報をこれからも記事にしていきます!
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