野球好きが考えるキャリアシリーズ①
序:深夜に失礼します。
あのですね、率直に申し上げて
眠れません(^^;)
ちょっと調子に乗ってはしゃぎすぎました。
さて、以前野球でキャリアについて考えてみましょう
みたいなことを書いた私ですが
(記事リンク:10月8日キャリアについて悩んだら)
別のスポーツに例えちゃった方が、キャリアのことって
考えやすいし、わかりやすいのかなあ
という感覚があるので、それをまとめてみようと思っています。
日本シリーズもありますが、徐々に
野球がシーズンオフに入っていき、寂しいし、
特にこの時期って野球選手も自分のキャリアについて
考える時期でもあり、私たちにも契約更改や移籍のニュースが
入ってきやすいので、来シーズンを待つ間、
一緒にキャリアについてなんとなくでも考える時間を過ごしていけたらな
と思っています。
今回は、まさに今、転職活動をし、昨日(15日)の午前中に
転職エージェントと電話面談をした私が話するのは
第1回「転職活動と宣言残留」
今の時期だと、「FA」って単語を野球のニュースを見ていると聞いたことあるかもしれませんね。
そもそもFA権とは平たく言うと、
「同じチームにずっと在籍し続けて活躍した選手が行きたい球団に移籍してもいい」という権利です。
権利を使う選手の動機は、
「メジャーリーグに行きたい」成長や挑戦であったり
「もっと評価してくれて給料もいい球団」正当な評価を求めたり
「レギュラーで出してくれる球団に行きたい」プレイヤーとして試合に出る機会を求めたり…
などなど様々ですが、現状に不満や環境を変えてみたいといった動機で行使します。
この権利は、一般社会では存在しない。
利点としてはファンにはあれこれ言われるかもしれないけど、
極端な事言えば、「後腐れなくいきたい会社にいける」みたいなものです。
あったらいいのになあと思うのが従業員的な立場の想いですが、
経営陣からしたらたまったもんじゃないですよね笑
でも、実際に仕事をする立場として
自分の人生設計や、どうキャリアプランを立てていくかは自由だし
どうせなら条件が良くて評価も正当に受けられる環境や
自分がやりたいことに挑戦できた方がモチベーションって上がりますよね?
ここがプロ野球選手と職業人としての共通点だと考えています。
特に、ずっと同じ会社(チーム)に在籍をし続けて、
貢献している人(選手)には…
ずっと同じ会社(チーム)にいるということ
良い選手には高い給料が支払われます。
でも、それはいるチームによって上限額みたいなものが違います。
ほぼ同じ成績、同年代の選手が
かたやA選手が1億円の年俸を得ているところ
もう片方B選手が7500万円だとしましょう。
B選手は「なんでやねん」ですよね。
それが球団の評価の方針であったり、母体となっている会社であったり
いろんな背景の要因で変わる。
だから、FA権を取得した選手は「他の球団の評価も聞きたい」となる。
「他の球団の評価も聞きたい」=「条件が良かったら移籍も視野」ってことです。
もちろんそれで、今以上に評価してくれる球団が無いのなら残ることもアリ。
これをFA宣言残留といいます。
つまり、会社で勤めている方に話を戻すと
「条件よかったら会社移るかも」といっているような状態です。
ずっと同じ会社にいると、社外の給与の相場や評価制度、職場環境って、明確に見えにくいですよね?
自分の仕事って、どれぐらいの価値があるのだろう?って、今いる会社の物差しで測った評価でしかないので、どれぐらい貰うのが妥当なのかなんてわからないと思います。
でも、こういう状態になった人ってきっと「俺もしかしてもうちょっとできるんじゃないの?」とか「もっと貰っていてもいいんじゃないの?」みたいなちょっとした自信があると思うのです。
「他社の評価を聞きたい、現在の会社と比べたい」
として活動するのが「転職活動」になります。
「転職活動=退職からの転職」ではありません。
活動したからと言って、すぐ転職を本気で考える必要ってなくて、
自分の価値を知るために一度ぐらい、話を聞きに行ってみるってのも
経験としてすごくいいことだと思います。
もし行って話を聞いてみて、やっぱりうちの会社がいい!となれば
それはそれで良い経験だし、何より自分の価値を活かせているのか
評価してもらえているのかについて、考える材料になるから
野球選手は選手人生が短い分、自分の「価値」に常に向き合っていなければならないし、自分の能力値をどう成績にしていくかを考えていなければならない。
これは、私たちのような職業人、社会人にも言えること
同じ会社にいることこそが「よいこと」だったのは
昔の話で、今は年功序列式に給料があがっていくわけでもない
だからこそ、自分と言う人間の能力とその価値に向き合い
自分が得意とする分野で頑張って、正当な評価を受けてほしいと思います。
まとめ
①宣言残留したって良い
経営者としては社員の転職話なんて聞きたくないと思いますが、一人ひとりのキャリアプランなので、そういうことも話せる会社が増えたらいいなと私は思っています。
別に言わなくても、「条件良かったら行ってみよう、でも今の会社の方がよかったら残ろう」って心の中で思って、自分の市場価値を確かめるのも宣言残留だと思います。転職活動=情報収集みたいな感じで、サイトに登録してみると〇。
②キャリアプランに正直になろう
会社としては残ってほしい。それはその通りです。しかし、会社はあくまであなたの人生の一部であり脇役にしか過ぎないです。もしもやりたいことがあるのなら、今の仕事でどういうことをしたら「叶えられるのか」とか、この能力を伸ばしたら…とか考えつつ、キャリアプランを考えてみてください。
③野球って面白いでしょ?
競技としての野球が好きだったのですが、こういう視点から考えてみると結構野球ってさらに面白さが増します。日本球界に敵がいなくなったからメジャー行きたいと言ってみたり、球団がコーチにならないか?と誘ってきたが、現役続行にこだわりたいから、他球団にいってみたり、給料で揉めたり(笑)
おじさんみたいなことを言うかもしれませんが、結構社会の縮図のような見方もできるので、もしよかったら、そういう目線でこのオフシーズンを見てみてください!
最後に
深夜に駆け抜けた超大作をここまでご覧いただきありがとうございました。
3000文字近いのをnoteに書いたのは初めてになります。
今後も、この文量になるのか、分けたほうが良いのかなど
ご意見をいただけたら幸いです。
こんな感じの話をシリーズ化していけたらとも考えていますので、
ぜひご参考いただければと思います。
ありがとうございました!
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