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強烈で優しい。


思い切りの良さと、洋服への絶妙な落とし所。冬のカシミアを筆頭にHERILLの魅力のひとつはそこにあると感じていて、スプラッシュペイントも正にその代表格と言える。デニムやダックというワークモデルに、同じくペンキ飛ばしという本来は偶発的に生まれるワークデザインを重ねていながらも、不思議とユニセックスで着る人を問わないファッションアイテムとして完成されている。


そして、同様に今季も然り。最高の2本が届いた。

























179cm 67kg
size 2


Shirt : HERILL / size 3











Shirt : HEUGN / size 3











Jacket : awasa / size 3







165cm 50kg
size 1





Shirt : Ex INDIVIDUALIZED SHIRTS
































HERILL

Splash Painter pants

Denim indigo

Cotton 100%

1 / 2

¥66,000- (intax)

______________________________________

1
ウエスト 約80cm(平置き直線距離×2)
股上 約34cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約68cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約33cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約21cm(裾両外面の直線)

2
ウエスト 約84cm(平置き直線距離×2)
股上 約35cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約71cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約34cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約22cm(裾両外面の直線)









170cm 60kg
size 1

Knit : BATONER / size 2





Knit : BATONER / size 2













165cm 50kg
size 1





Shirt : Ex INDIVIDUALIZED SHIRTS



















 179cm 67kg
size 2

Shirt : HERILL / size 3

































HERILL

Splash Painter pants

Duck beige

Cotton 100%

1 / 2

¥66,000- (intax)

______________________________________

1
ウエスト 約79cm(平置き直線距離×2)
股上 約35cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約66cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約33cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約22cm(裾両外面の直線)

2
ウエスト 約82cm(平置き直線距離×2)
股上 約35cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約68cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約34cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約23cm(裾両外面の直線)



※ペイントの加工は1点1点異なるため
全てが写真の通りではございません。

※デニムとダックそれぞれで
採寸数値に若干の違いがあります。
サイズ選びとしては大きく変わらないですが
着用スタッフの体型を参考にして頂きながら
何かご相談があればまでご連絡ください。






アメリカを代表する某ワークブランドが製作していたダブルニー仕様のペインターパンツをモデルに、ブリーチ加工を施した15ozに相当するコットン100%のデニム生地と、洗いを施したダック生地で製作。


そして国内の職人が手作業で吹きかけるスプラッシュペイントにより、フロント、サイド、バックと全てが1点1点異なっており、独特なリアリティーある抜群の雰囲気はHERILLのこの1本でしか体感出来ないと言える程、本当に凄まじい。


また、自身のケアで洗いを繰り返す事でペイントは更に馴染み、ダックに関しては穿き込んでいく事で徐々に硬さが軽減し、少しずつ柔らかく変化していく経過が味わえる点も醍醐味のひとつ。


ディティールの中でも特に目を惹く膝穴は、貫通させずに裏地を配した仕様。そうする事で所謂グランジ的な印象ではなく、より汎用性を求めたリアルクロージング的1本としている事も大きな魅力だ。デニムに関しては敢えて濃淡の違いを出すことで、不思議とパッチワークにも見えるいい違和感があり、そこには手の痕跡を感じるような愛着が既に存在している。


生地のベースカラーや、ペイントのくすんだトーンにより意外にも合わせ知らずで、スタイルとしてはクタクタのリネンシャツや素朴な風合いが漂うサマーニットと馴染ませるように穿いても良いし、色鮮やかなドレスシャツやジャケットを崩すように合わせても良い。


また、パッと見の印象は古着、いや古着以上の凄まじさがあるが、腰回りのパターンや股上の設計は現代的なフィッティングで窮屈さが無いというのも嬉しい魅力。


そして今作は過去のシリーズよりもレングスの長さが設けられており、裾まで与えられた魅力的なダメージを考えると、より活かした穿き方を推奨するべくnariwaiでは2サイズの展開としている。





穿く人の日常という痕跡も重ねていく事で、HERILLのスプラッシュペインターは本当の意味でリアリティーある雰囲気へと育っていく。


ただ、それは鑑賞するようなアートピース的な立ち位置ではなく、あくまでも他の洋服と変わらない普遍的な立ち位置のまま楽しめるリアリティーとしてだ。


この2本には、強烈な印象の中にそんな優しさとも言える確かな懐の深さが窺える。


4.27(土)
18:00 - Store release
筆者
nariwai store manager
橋場 祐人
(通称がまお)


〒980-0014
宮城県仙台市青葉区本町2-6-23
ビブレスタオフィスビル2F
022-796-2240
nariwai-online.com


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