シャツだけでは収まらないシャツ
『今、無理せずに着れて、かつ先でも優れている何か』が欲しい。
こう聞くとかなりワガママですが、実際にお店に来られる方やWEBで買って頂いている方々を見ているとかなり腑に堕ちます。
季節の移行は身に纏う洋服の移行とも言えますが、今見えている夏の緑々しい木の葉が明日急に紅葉とはならないですよね。
洋服で言えば、Tシャツを着ていた日の翌日にニットが快適に着れる訳もなく、冒頭の一文は『移り変わりに適した何か』なんだろうなと。
前回の記事で紹介したこのベストなんか正にそうで、今は夏に着倒したTシャツの上、暑さが落ち着いたらL/Sに、涼しくなったらシャツ中、秋にはジャケットに忍ばせる。
こういう季節の移り変わりを洋服を通しても感じたい。
そういう意味でも、blurhmsから届いた『少し風変わりなシャツ』はドンピシャで良いかもしれません。
ご覧の通り、『シャツ』でもあり『カーディガン』のようにアウトインどちらでも優れた『シャツだけでは収まらないシャツ』。
生地は細番手の超長綿をシャトル織り機でじっくりと時間を費やしながら高密度に織り上げたハイカウントシャンブレー。あえて縦糸緯糸の色味を少し変え、最後に洗いを掛けることでドレス過ぎない光沢感と少し不揃いな表情が特徴です。
この生地、真夏でも問題なく着れるくらい軽快で、サラッとした肌当たりが本当に気持ちが良い。今ならTシャツ上がリアルに丁度良さそうです。
そして一見、軍物のスリーピングシャツとかリメイク古着でありそうな既視感を覚える方がいらっしゃるかもしれませんが、それらとは一線を画す細かい設計は流石blurhms村上さん。
採寸数値からも分かる通り全体的にはリラックスフィットですが、しっかりと袖にはカフスを与えて腕周りの膨らみを抑えていたり、着丈はやや長さを出すことで羽織る着方が少し優位になりつつ、ジャケットの裾からは絶妙に覗かせる自然なバランス感。
トップボタンの位置は高過ぎず、フロントの印象は釦の開閉に関係なく至って上品で、様々な着方でその親和性を感じて頂ける筈です。
良いタイミングでご案内できて本当に嬉しい、、。
是非、ご体感ください。
8月19日(土) 18:00 - WEB release
※ 店頭にて完売の場合は掲載はございませんので
予めご了承ください。
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