革はステア、形はカバーオール。
洋服を構成する大きな要素だけの情報で聞けば、良くも悪くもその1着には間違いなくアメリカンの無骨なイメージしか湧かない。
でもそれはあくまでも視覚として入る情報や単なるイメージ像であって、身に纏って初めて成立する洋服の場合、最も大切な基準は「体感がどうであるか」。
そういった曖昧な枠組みではあるけれど確実に考えさせられる難題のようなものを、簡単にクリアにしているブランドがblurhmsだったりする。
でも認識として間違ってはいけないのが、これは簡単に見せているだけで、決して簡単な事ではないということ。
着た者にしか分からない、イメージを覆す体感。
blurhmsが製作した「ステアのカバーオール」は、その代表作と言えるかもしれません。
9月18日(月) 19:00 -
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nariwai - Yuto Hashiba