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想像の先の先


OUTILが提唱するプロダクトにおいて、"生地"に向けられた拘りは大きな特徴であると同時に他では感じ得ない魅力である事は既に周知されているかと思いますが、ここで大切な事は決して同じでは無いという事実です。

幅を見せるという意味合いとは少し違い、より鮮明に本質を提示されている感覚と言った表現が近いかも知れません。

「もうこれ以上はない」

実際に手に取ると、自然とそんな言葉が漏れてくる魅力的なジャケットとパンツのご案内が整いました。


是非ご覧ください。












OUTIL

" VESTE CAEN "

col. Black Indigo

size 2 / 3 / 4

¥35200 taxin


2
着丈 約61cm (襟付け根から裾まで)
身幅 約59cm (脇下の直線距離)
肩幅 約47cm(肩から肩の直線)
袖丈 約46cm (脇下から袖まで)

3
着丈 約62cm (襟付け根から裾まで)
身幅 約61cm (脇下の直線距離)
肩幅 約48cm(肩から肩の直線)
袖丈 約48cm (脇下から袖まで)

4
着丈 約64cm (襟付け根から裾まで)
身幅 約62cm (脇下の直線距離)
肩幅 約50cm(肩から肩の直線)
袖丈 約49cm (脇下から袖まで)















OUTIL

" PANTALON CHASSIGNOLLES "

col.Black Indigo

size 2 / 3 / 4

¥39600 taxin

2
ウエスト 約74~100cm(平置き直線距離×2)
股上 約32cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約74cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約34cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約25.5cm(裾両外面の直線)


3
ウエスト 約74~104cm(平置き直線距離×2)
股上 約33cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約75cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約35cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約26.5cm(裾両外面の直線)

4
ウエスト 約74~108cm(平置き直線距離×2)
股上 約33cm(股下縫製部分からベルト芯)
股下 約76cm(股下縫製部分から裾)
ワタリ 約36cm(股下縫製部分から脇縫製部分)
裾幅 約27cm(裾両外面の直線)























共にフランス軍の珍しい個体がベースで、ジャケットは1950〜60年代頃にフランス海軍の作業用として支給されていた物から着想し制作されています。

大まかなデザインやシルエット感はオリジナルを踏襲しつつも、本来のコンパクトな設計とは異なり、身幅は少し余白を持たせながら裏地を省いた綿100%の一重仕立て。

インナーのキャパを広げつつ、どこかシャツ感覚でも羽織る事の出来る軽快さがあり、こういった汎用性の高い上物は日中の温度差がある春先にかなり重宝しそうです。


そして組下であるパンツは昨年もご紹介しているモデルと同様、1930年代頃にフランス軍へ支給されていた作業用のオーバーパンツがモデルです。

大きくゆとりのあるウエストは付属のベルトを使用して自由にサイズの調整が可能。股上はやや深め、ワタリにも幅があり比較的リラックス感のある印象です。ただ、裾に向かって少しテーパードが入る事で決してルーズにはならず、膝下に設けられた余白のおかげで極端にスッキリともさせていない。非常にバランスの取れた印象感が持てます。

素材は経糸、緯糸共にスーピマコットンを平織で限界まで打ち込んだ高密度のオリジナル生地。この類の生地はハリ感が強いケースが多いですが、油分が多い糸の特徴からこの生地は意外にも触れるとしなやかに感じるかと思います。

そして、最も特筆すべき事はやはり染色でしょう。

インディゴ染料を先染めにより幾重にも繰り返し行い、ゆっくりと時間を掛けながら少しずつ色の濃度を高め、黒に近しい色に仕上げられた通称 "Black Indigo"

濃度が高いという事は、=ゆっくりと変化し続けるという事。

着続ける中で偶発的に起こる擦れ洗濯を通して少しずつインディゴ本来の青さが顔を覗かせていく過程、そして褐色した状態を迎えた時にはきっと今以上に愛着を持てる素晴らしい1着になる筈です。

想像力を掻き立てながら、じっくりと育て楽しんでみてください。

これは凄く良くなりますよ。



オンラインストア販売予定日時

1月22日(日)19:00 -

※ご用意可能な在庫分のみ掲載となります


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nariwai - Yuto Hashiba


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