Caleの傑作。

前回の記事で"春だけのアウターは要らない"と話した。個人的には1つの季節で区切られてしまうソレらを求めていなく、着方次第でシーズンを跨ぎながら需要に応える物が欲しいと。生活の拠点によって違いは当然あるだろうが、ある程度は気温感の波を受け入れられるスペックがあり短期的にならない、それでいて"着方の奥行き"を秘めている事が僕自身の中では最低条件である。

ただ、代名詞としてコートやダウンが鎮座しているからか、どうもアウターという響きには妙な重さが付き纏っている気がしていて、そういった先入観が無意識的にでも働き、秋冬は必要としていたが春は別に要らないと決断する人をよくお店で見かける。

だからこそ、前回の記事で紹介したように今季は"多岐に渡って頼りになるアウター"を集めた訳だが、今回はその第二弾として、Caleから届いた傑作を紹介させて頂きたいと思う。

Cale

" Silk Military Blouson "

Khaki

Silk 100

3 / 4

132,000yen (intax)

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 3
着丈　約72cm (襟付け根から裾まで)
身幅　約58cm (脇下の直線距離)
肩幅　約48cm(肩から肩の直線)
袖丈　約44cm (脇下から袖まで)

 4
着丈　約75cm (襟付け根から裾まで)
身幅　約59cm (脇下の直線距離)
肩幅　約49cm(肩から肩の直線)
袖丈　約45cm (脇下から袖まで)


179cm 67kg
size 4


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あれは何だ、、？


当然Caleのコレクションの1つなのだが
展示会で唯一壁に掛けられていたその姿は
不思議と匿名性が漂っていてすぐに目を奪われた。


少し気の抜けた
ミリタリーライクなデザインと
そのイメージ像の真逆を突くように
落とし込まれた"まさか"の素材使い。


いい意味でしっかりと裏切られた。


コレがCaleです。



生地は細番手のシルクを贅沢にも100%使用したもの。


最後に特殊な加工を施すことで
難点の1つである耐久性を最大限にカバーリング。


素材特有の柔らかさをしっかりと残しながらも
そこにハリ感を伴わせる事で
ブルゾンとしてのシルエット感を損なわせず
上手くまとめあげている。


耐久性に優れている分
裏地の無い一重仕立てが可能となり
その着心地は言うまでもなく素晴らしいの一言だ。


　また、一重と言うことは遮る物が無い為に
シルクの良さである温湿調整が
ダイレクトに働いていく。


寒ければ温度を保ち
暑ければ熱気を外に放出する。


そして勝手な解釈としては
だからこそ"ブルゾン"なのだろうと。


ゆとりを持たせながらも
シルエット感は少し抑えられており、
生地の落ち感が相乗する事で
ジャケットの中にもすんなりと着る事が出来る為、
この1着はアウターとしての一面だけでなく
時として超機能的なインナーにもなる。

襟は立てても寝かせても綺麗な収まりがあり
タートルを挟んでも邪魔にはならない。


そして裾のコードを絞る事で
丈感は自由に調整が可能な為
ボトムスの選択肢が増えると共に
中にも忍ばせやすくなる。


特にジャケット好きには
堪らない一手になるだろう。


そして、襟の2面性とダブルZIPを駆使しながら
外側、内側とで柔軟に使い分ける事で
この1着は機能的にもスタイリングの奥行きとしても
他では得る事の出来ない大きな役割を担ってくれる。


それも"真夏を除く多くのシーズン"で。


Caleから生まれた至極のシルクブルゾンは
様々な意味合いでリアリティーが詰まった
本当の贅沢品だと思う。


正直、数は少ないですが
これは本当に推せます。



是非お確かめを頂きたい。

こちらは既に店頭にて販売を開始させて頂いており
オンラインストアの掲載
1月19日(日)12時を予定としております。

店頭にて完売の場合は掲載がございませんので
遠方より気になる方がいらっしゃいましたら
下記リンクよりご連絡ください。
先着順にてご対応させて頂きます。


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