このタイミングだからこそ推したい。
夏を抜ける日はまだまだ先の事だが、新たなシーズンを告げるように様々なブランドからデリバリーが届き始めている。
この気温感だから即効性のある物は正直少ないが、キンキンに冷えた店内で来るべき日を妄想しながら『準備』として是非楽しんで頂きたい。
正直、オーダーしている本人が言うのもアレだが、既に今の店内に並ぶソレらは着た人をニヤつかせるポテンシャルを秘めていると思う。
そして本題だが、ブランドによってはデリバリー時期を見据えて、"届いたタイミング"から重宝する物もあったりする。
その立ち位置は様々だが、この1枚(いや2枚)はリアルにそういう奴だ。
awasaが抱いたイメージは、00年代のNYスナップで白いTシャツをサラッと着こなす凛とした女性が着ている1枚。
奇しくも、展示会で初めて見た時の感想はフェミニンとはまた異なる品にも似た女性らしさだった。いい意味で匿名性があり、一見は普通なのだが不思議とこなれた空気感が漂っていて普通じゃない。
生地は、ブランド名の由来でもあり日本でも有数の絹織物の産地である福井県にて製作。紡績から製織、縫製、加工まで全ての工程を一貫して行える数少ない工場だそう。
綿90/絹10の割合の良さは、シルク特有の吸湿、放湿、保温性を与えながらも耐久性をしっかり有しているということ。個人でも愛用しているが、本当に蒸れにくく、滑らかな肌当たりから生まれる着心地の良さは半端じゃない。そして洗ってもダレる事はなく、むしろコシが抜けて更に柔らかさを増していて、かなり気に入っている。
シルク混で多少のドレープが生まれる分、シルエットはやや緩め。
だが、所謂1枚で着てください的な主役的シルエットとは異なり、インナーの用途も考慮してオーセンティックなバランスになっている。
むしろ、上述した素材の特性を考えると、この1枚はどのシーズンを切り取ってもインナーに最適解だと思う。
重複するが、綿100よりも遥かに蒸れづらい分、シャツ、ニット、ジャケットといった上物と気温感のバランサーとして大いに期待が持てつつ、ややパールホワイトに近しい色合いがそこに品も付与してくれる訳だ。
私自身は夏場でもTシャツ1枚で出歩く事は殆どなく、何かしら軽いシャツを羽織ることが多いから、この存在はかなり有難い。
そして今後に目を向けても、様々なスタイルの下地として必ず活躍すると確信している。
店頭では既に販売を開始しており、オンラインストアの掲載はご用意が叶う場合に限り8月15日(木)17:00を予定としております。
店頭にて完売の場合は掲載は控えさせて頂きますので予めご了承ください。
また、掲載前に通販をご希望の場合はお店または私までご連絡をいただけますと優先順にご対応をさせて頂きます。
筆者
nariwai store manager
橋場 祐人
(通称がまお)
〒980-0014
宮城県仙台市青葉区本町2-6-23
ビブレスタオフィスビル2F
022-796-2240
nariwai-online.com
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