真髄を見た - 前編
今年の春前、BATONERの展示会に同行させて頂いた。
多分2回目?くらいな気がするが、本当にこういう機会を与えてくれる会社と上司の皆様には感謝しかない。
それと同時に、当たり前だが仕事の一環で足を運ぶので責任は大きく伴う。
僕はそういうプレッシャーに実は弱く、結構緊張してしまう。
分かりやすく口数は減るし、無表情で的場浩司に似ていると言われるのに表情は更に強張ってしまう。
恐らくだが、結構上司には気を遣わせている気がしている。(山下さん、きーぼーさん、ごめんなさい)
ただ、内心は大きな高揚感に駆られていることも事実としてある。
これから向かう先にはどんな洋服が待っているのだろうか。
去年のアレ、最高だったな、、またあるのかな
今こういうの気分だな、、あればいいな。
様々な感情を抱きつつ、ブランド関係者様の丁寧な説明と思いを聞きながら多数の並んだ洋服を1着1着しっかりと見ていく。
そして毎度ながら、BATONERのラインナップは凄まじい程に型数とカラーリングが豊富で毎度驚かされる。
そしていい意味で超迷う。
ただ、数多の洋服が並んでいる中、
ある素材のシリーズだけはもうその場で決まった。
これは絶対見て貰いたい。
あの瞬間の衝撃は今でも覚えている。
一足先にインスタライブでご案内していますが
しっかりとご覧頂きたいのでnoteを執筆しました。
なんせ、3色3型の計9品とかなりボリュームがあるので、、笑
でもそれくらい、これは良いんですよ。
モノの魅力は勿論なんですが、BATONERのブランドとしての魅力も深く感じ取れると言いますか。
決して目には見える事ではない。
ただ、モノ作りの過程で本当に大切な事はそこなのではないか。
そう言った核とも言える基盤の上で、僕達消費者が歓喜するような素晴らしい品質を追求し作り続けている。
そういったブランドの真髄らしきモノが、僕は強烈に刺さったんですよね。
だからこそ、強気の3色3型です。
さすがに一気に紹介は出来ないので2部構成でお送りします。
まずは素材の魅力と定番の形から。
最後まで是非お付き合いください。
BATONER
RE-CYCLE CASHMERE WOOL CREW NECK
col. BLACK / MIX / CHARCOAL
size. 2 / 3
カシミア50% ウール50%
price ¥30800 in tax
本来廃棄されてしまうカシミアの落ちワタを再利用し、最的確な混合率に基づきながら上質なウールと同居させる事で辿り着いた新素材。
実は何も手を加えない状態から生地が生まれるまでの過程で、糸の7割程は糸屑として廃棄されるそう。
その現実にしっかりと目を向け、長い歴史の中で培ってきた技術を駆使する事で新たな1着に繋げる。
そんなSDGsの側面を持たせた環境的な配慮を行いながら、変わらない姿勢を貫いた先で出来上がったこちらのニット。
通常では考えられない程に価格帯をグッと抑えながらも、プライスに比例しない圧倒的な作りの良さがそこにはあります。
ウール単体で仕立てられたニットに比べ、カシミアの芽吹きが感じ取れる柔らかい風合いや、膨らみのある非常に軽くて優しい肌当たりを存分に感じ取ることができながら、しっかりと1枚としての保温性も備わっている。
カシミアとウール。
それぞれの良さが上手くまとめられたこの素材感は、十分秋冬のメインニットとして頼りになるスペックを秘めています。
そして定番のクルーネック型は、首元が締まり過ぎず、全体は適度に余白を与えてラフ感を持たせているシルエットバランス。
生地の特性を活かした絶妙な匙加減によりまとめられた設計です。
【販売開始日時】
11月3日(木)
店頭 12:00 -
オンラインストア 19:00 -
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nariwai - Yuto Hashiba