洋服と鞄。
目指すべき事が明確で、そういった意図がしっかりと根底にあるプロダクトには、確かな説得力と共に人を惹き寄せる大きな力がある。
そんな事を改めて実感させる"これ"は、HEUGN小山氏が考える『Bag』に向けられた理想をtexnh松村氏が解釈し、そのスタイルに想いを寄せる事で辿り着いた「2人の答え」と言えるであろう品だ。
シーンに合わせて肩掛けと斜め掛けを使い分けられるワンショルダー型は、その汎用性も然り、その日に着る上物のバランスにも応じて綺麗な姿を演出する"洋服に合う"鞄と言える。
見るからに雰囲気のある今作は、LWGの認証を得ているイタリア製のステアレザーを贅沢にも使用。
内装で言えば、前後にPCが入る程の収納スペース、左右にはタンブラーや小物類を入れられるように小分けのポケットが配置されており、この使い勝手の良さは日常の中で使えば使う程に気付かされる筈。
サイズ調整が可能なベルトは、肩にホールドする部分のみ幅を変える事で高いフィッティングが確立されており、その幅を変える妙や片側だけで調整が行えるミニマムな仕様かつ自然とボディに沿う綺麗な曲線から、その印象感は非常に洗練されている。
また、ボディを含めて縫製は極力目立たせないようにしており、ワイルドな革使いや実用的なサイズ感に反して、鞄としての佇まいは上品であり美しい。
正しく、小山氏がHEUGN(洋服)で意図し体現する部分に、松村氏が培ってきたテクニカルさが見事に浸透して生まれた素晴らしい逸品と言える。
『洋服と鞄』
スタイルというフィルターを通して覗くと、その関係性は深く、人によっては欠かす事の出来ない繋がりでもある。
この鞄は、そんな繋がりを色濃くするモノとして、またはスタイルの輪郭を描くきっかけとして大きな役割を果たすだろう。
是非とも季節の移ろいを肌で感じ始めるこのタイミングから、様々な装いの中でその大きな魅力を堪能して頂きたい。
こちらは、8月24日(土)12時より店頭販売を開始し、オンラインストアの掲載はご用意が叶う場合に限り8月25日(日)12:00を予定としております。
店頭にて完売の場合は掲載は控えさせて頂きますので予めご了承ください。
また、掲載前に通販をご希望の場合はお店または私までご連絡をいただけますと優先順にご対応をさせて頂きます。
筆者
nariwai store manager
橋場 祐人
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