ベーシックサービスという考え
「どうせ社会は変えられない なんて誰が言った?」
メッセージ性に気を取られて、思わず、手に取ってしまいました。
どうやら、
「ベーシックサービス」という、社会保障や自己負担分のサービスを無償化して、社会を良くしましょう。
ということらしいです。
(誤解していたら、すみません。)
また、
著者の井出さんいわく、
「ベーシックサービス」の無償化は、医療、介護、教育、障がい者福祉を行うべき、
それによって、社会は人の命と暮らしを大切にできる。
とのこと。
ベーシックインカムと何が違うのか?
よく耳にする「ベーシックインカム」は現金を提供することです。
一方、「ベーシックサービス」は名前の通り、サービスを提供することです。
サービスは、幼稚園や大学などの教育分野や、高齢者や障がい者への福祉分野など、多岐に渡ります。
その中でも、筆者の井出さんは、
医療、介護、教育、障がい者福祉
をベーシックサービスとして、無償化することを提唱しています。
実際どうなのかな?
本の中では、理論的には、ベーシックサービスの無償化は可能で、社会を良くすることができる。
と書いてありますが、
実際はどうなのでしょうか?
議案として通るのか?
そもそも、机上の空論なのでは?
正直、経済の分野は、数冊の本の知識量しかないので、僕の考えというも、あまりないのですが、
1つ言えることは、
そろそろ、日本の社会保障の仕組みを変えないと、経済的に貧弱な国になってしまう。
のではないかな〜
です。
本の内容に戻りますが、
本を読んで、筆者の井出さんは、本気で、社会を変えたいのだな、と伝わってきます。
その1つの案として、「ベーシックサービス」の無償化は、とても魅力的だなと思いました。