HashHubレンディングでユーザーに届けたい資産形成の選択肢と、それをやっていく意義
■HashHubレンディングの正式リリース版の公開
HashHubの平野です。
HashHubレンディングの正式リリース版を公開しました。約1年間の先行リリース版でのサービス運用期間を経て、サービスの公開に至っています。
HashHubレンディングは、ユーザーが保有する暗号資産を貸し出しして、その対価として受け取る貸借料によって暗号資産を増やすことができるサービスです。特徴は、国内では最高・世界的にも比較的高い水準の貸借料率を提案していることで、ユーザーは効率的に資産形成ができます。
正式リリース版では、最低貸し出し量が下がりより多くのユーザーが利用しやすくなったり、ダッシュボードで直感的な資産管理ができることや、日ごとの取得貸借料を一覧できます。
■ユーザーに届けたい資産形成の選択肢
HashHubレンディングで届けていると信じている価値や、サービスの思いについて説明させてください。現在、「Web3」「NFT」「DeFi」など様々なバズワードが断続的に登場して、実際にイノベーションも起きています。今後も様々なキーワードが出て、それはただの単語ではなく、有用な発明や新しいトレンドが人々にもたらされるはずです。
そして、それは全てEthereumなどをはじめとしたパブリックブロックチェーンの土台の上に起こっているトレンドです。今、多くの人が当たり前にインターネットを使用しているのと同じように、多くの人が、意識せずに当たり前にパブリックブロックチェーンの利便性を何かしらの形で享受する世界は今後10年をかけて少しずつやってきます。そしてそれらパブリックブロックチェーン上の新しい何かが、間接的あるいは直接的にでも人々に使われるとき、必ずBitcoinやEthereumなどのアセットが消費され、これらのアセットは高い需要を維持します。
BitcoinやEthereumなどのアセットに投資をするということは、これらの世界の変化のトレンドに投資をするのと同義です。投資対象のアセットとしての観点では、直近20年でAmazon株やGoogle株が大きく成長したのと同様以上に、誰でもアクセスができる有望な投資対象であると個人的に認識しています。
またこれらのアセットはそれ自体が有望な投資対象であるばかりか、パブリックブロックチェーン上に構築される金融システム(DeFi)に接続できます。DeFiはスマートコントラクトで構成される金融システムで、課題も残すものの根本的に様々な面で既存金融システムと比べて利点があります。これについては結構前ですが、こちらのブログでも書きました。
DeFiは誰でもアクセスできる金融システムで、それこそが素晴らしい点です。しかし矛盾するようですが、本質的な意味で誰でも使える金融システムかというと、そうではないと考えています。
UI/UX、複数構造で構成されるリスクの見分け方、ハードウェアやネットワークレベルでの安全な利用環境の構築などを考慮すると、実際のところ”誰でも”が使える金融システムではありません。
私たちHashHubはこれらを重要な技術トレンドと捉え、HashHubレンディングというサービスを構成するシステムの一部として取り入れています。HashHubはリサーチ事業を行っていることから継続して調査リソースを投入できること、加えてリスク管理能力などを強みにして、多くの人にとって使いやすい資産形成サービスをつくっていきます。
纏めると、暗号資産を今後10年で最も可能性がある資産クラスと捉え、値上がりによる利益に加えインカムゲインも得て資産形成できる手段を提供したくHashHubレンディングを運営しています。この時代で最も有望なアセットクラスを保有して毎月継続的な収益も得れる、そんなサービスです。
■サービス提供者として感じている意義
今後10年で最も可能性がある資産クラスと私たち自身が確かに信じるものを通じて資産形成の選択肢をユーザーに届けることには、提供者としても喜びがあります。
サービスを使用しているユーザーは、今月も来月も、またさらにその次の月も貸借料によって資産が増えることを期待してくれています。資産が増える期待とは希望と言い換えてもよく、豊かさの根源でもあると思っています。なので毎月1日の貸借料支払日にTwitterをはじめとした場でユーザーが貸借料受け取りの投稿をしているのを見るのはとても嬉しく思ったりします。
また正確な数字の公表は差し控えますが、先行リリース版を1年間運用する中で、累積して相応量の貸借料率をユーザーにお支払いすることができました。そのファクトは私達がパブリックブロックチェーンの可能性を信じて行っていることが私たちのサービスを使ってくださっている人たちの人生の豊かさに少しばかり貢献できていると信じられるファクトでもあり、我々がサービス提供者として感じることが出来ている意義です。
またパブリックブロックチェーンが人類にもたらす便益は様々な観点で 多岐に渡りますが、この世界特有のアセットを通じた資産形成の選択肢は最も普遍的なニーズであり、10年後もユーザーに価値を与えられるだろうと確信しています。
■先行リリース版からサービスを利用してくださっているユーザーへ
先行リリース版からサービスを利用してくださっているユーザーには何よりお礼を言いたいです。リリースされたばかりの当社サービスを利用してくださった多くの方に感謝しております。
HashHubレンディングは、2020年末に先行リリース版を公開して、今回の正式リリース版に至っています。先行リリース版の時点で、多くのユーザーから申し込みを頂き、当初の予想を超える反響がありました。
先行リリース版サービス提供期間における1年間の提示貸借料率の実績は以下の通りです。
申込みは簡素なgoogleフォームと、メール通知が主な状態であるにも関わらず利用してくださったユーザーには本当に感謝しております。
最初は需要を確認する意味でも小さくスタートしたかったことや、他社と競争優位性にもなる大前提は借り入れた暗号資産の活用の部分ということもあり、フロントのWebサービスのリリースを正式リリース版という立て付けで時間をずらす判断をしました。(もちろんフロントのユーザーエクスプレスも今後重視していきます。)
これにより初期のユーザーの方に不便をおかけしていましたが、その代わりに、先行リリース版のユーザーの反応をうけ、勇気を持った事業投資をしたり、オペレーションチームをより精緻なものに出来ています。事業性質上、外からは見えない努力が大きいですが、この1年でオペレーションの体制は日に日に洗練されました。(そしてこれからも改善を続けていきます )
結果としてより多くのユーザーを受け入れできる体制で今回の正式リリース版の公開に至れています。繰り返しになりますが、このように正式リリース版の公開に至れているのは、先行リリース版ユーザーの存在ありきです。正式にリリース後、より一層のサービスとオペレーションの向上に取り組んでまいります。よろしくお願いします。
HashHubは採用中です!
最後にお決まりの告知ですが、HashHubは採用を強化しています。エンジニア、リサーチャー、情報システム担当者をはじめ、幹部候補などを積極採用しています。
レンディングはサービスももっと洗練させなくてはなりませんし、HashHubがやりたいことは当サービスの枠には収まりません。パブリックブロックチェーンで社会に価値をつくりたいという思いを共有できる方は、まずカジュアルにお話からでも連絡頂ければと思います。
【採用情報】
HashHubは「パブリックブロックチェーンの恩恵をより多くの人に」をパーパス(存在意義)に掲げるブロックチェーン企業です。
エンジニア・リサーチャー・ビジネスデベロップメント・経営幹部候補など様々なポジションを募集しています。
採用サイト:https://hashhub.tokyo/career
【HashHub提供サービス】
HashHub Research
HashHub Researchでは、暗号資産やブロックチェーンのレポートを提供しています。法人・個人向けのサービス共に国内で広く利用されており、毎月25本以上公開されるレポート購読やイベント参加が可能です。専門媒体として業界企業や投資家に特に利用されています。
HashHub Lending
HashHub Lendingは、国内最高利率の貸し暗号資産(仮想通貨)サービスです。BTC、ETH、DAI、USDCの暗号資産を貸し出しして増やすことが出来ます。
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