飯炊き2

02. 樋口一葉を折ってみた。

五千円札は日本で初の女性の肖像画を使った紙幣ですよね。
初めて見た時はすごく違和感を感じたものです。
絵が他や今までのものと比べて下手なんじゃないか?と。

でもそれは男の肖像画と違って、顔にシワもヒゲもないからかも知れません。
のぺーっとしてますよね。手数が少ない感じ。そしてあの無表情…

男の偉人の無表情は威厳があるように見えて良いのですが、
女性の無表情はなんだか寂しく、暗い印象になってしまいますよね。

でも、その何を考えているか分らない無表情が
幸か不幸かお札おりがみにすると、がぜん活きてくるんですね。
(誰にとっての幸か不幸かわかりませんが。w)


「飯炊き女おイチ」
これ、元々こうしてほっかむりをしていたんじゃないか?って
思える程のハマり具合じゃないですか?
ちょうどこれを折る前にキムタク主演、山田洋次監督の映画「武士の一分」を観たんです。そしたらもう、作中に出て来る「飯炊き女」ってフレーズが忘れられなくなっちゃって。
そんな時に出来たのがこれです。

「手負いのおイチ」
これも時代劇の流れを汲むおりがみですね。
日本銀行の赤い印で 当て布に血が滲んでいる状態を表現しとります。


「ピンキー樋口」
昔、ピンキーとキラーズってグループがありましてね。
そのイメージ。モロ昭和!もしかして誰も知らない?

「樋口マネージャー」
ピッチャー野口のいる野球チームの女マネージャーです。
って、あれ?高校野球か。

「三億円犯人樋口」
樋口一葉さま、ごめんなさい。決して悪気があるわけではないのです。
ただ、よく似てらっしゃるなと..。(苦笑)



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