03. 福沢諭吉を折る
いやはや、実に高価なおりがみである。
たった1つおりがみを折るために1万円もの紙代がかかる。
もちろん開けば元に戻るのだが、
作品として完成したものを壊すことなんてワタシにはできない。
おりがみなんだから、また折ればいいと言われるかもしれない。
だが実は基本的に折り方を覚えていないのだ。
全てのおりがみはその時その場で
即興で折ったものなので2度と折れないのだ。
たぶん今までに様々な紙幣で500種類以上折っているのだが、
その内、折り方を完全に覚えていて再現できるものは10種類程度。
そんなわけで白状すると、福沢諭吉は嫌いだ。正直折るのが怖い。
イイ作品ができたら、使えないお金が増えてしまうから。(笑)
…こういうのも生みの苦しみと言えるのだろうか。
「福沢王」
模様をイイ感じに利用して王様っぽく。
「ねじりはちまき諭吉」
(半ば強引に)本当にねじって巻いてあります。
これなど特に二度と折れない作品です。
「福沢司祭さま」
こんな派手な模様なんて1万円にあったっけ?って感じですよね。
印象が全然変ります。
「湯上がり諭吉」
お風呂から上がってガウンでも着て、
膝にネコを抱きながらワイングラスを傾ける諭吉さま。
そんなイメージでございます。
「カウボーイ諭吉」
カウボーイハットだけでなくバンダナがポイントでしょうか。
★現在5種類のお札おりがみの折り方を紹介させてもらってます。
(残念ながら諭吉を使ったおりがみはありませんが)
https://note.mu/haseyo/m/m14a041e8e4c3
★日本紙幣を使ったお札おりがみ54種類をA2サイズのポスター。
ヴィレッジヴァンガードのサイトで扱ってもらってます。
http://vvstore.jp/i/vv_000000000044850/
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