絶縁

大学生時代の経験談。

高校の同級生と揉めた話。

大学4回生の頃に、
就職のことで相談があった。

彼は、某有名大学に通っていて
大手企業の就職を目論んでいた。

私は、無名の大学で
彼が考えていることなんて
正直わかり切っていなかった。

いわば、次元が違う話。

何で揉めたかと言うと、
就職浪人を考えているとのこと。

もし、
お目当ての就職先に
つかなければ
就職浪人をすると言った。

私自身は、
両親がいない状況で
大学に通っていたから
就職浪人なんて考えたこともないし

教育学部だったから
教員免許を取って、
学校で働くことを考えていた。

就職の為にわざわざ
1年棒を振るようなことは
もったいないと感じでいた。

高学歴ゆえに
仮面浪人とかあるけれど
次元が違う。

新卒かどうかで
大きく変わってくるとか
ピンとこなかった。

お金もない私にとっては、
いち早く卒業して
就職してしまうことが一番だと感じていた。

そんな同期の彼と
メール通じて言い合いになった。

そりゃ大企業で働いていたら
安定した生活が待っているだろうし、
1年待っても本命の職場に就けたら
最高だと思う。

でも、当時の私は
一辺倒に浪人はもったいないと
伝えてばかりだった。

要は、彼の意見に
耳を傾けなかった。

そして、
いつのまにか連絡も取らなくなった。

結局あれから
どうなったのかわからない。

実質絶縁状態。

今もそう。

正直聞こうとも思わない。

今思えば、結局彼の人生だから
好きなようにやればいい。と
言えばよかったのか。

他人の人生支えてやれるほど
器が大きくないのに...

第三者からのアシストも
欲しかったかもしれない。

自分の意見ばかり貫いていた。

自助会をやり始めた時も
悪い癖が抜けきれなかった。

参加者からダメ出しをされたこともある。

反省を通じて、
今はダメ出しされることも
無くなった。

あれ以降、
人の職業相談とかに関しても
押し付けなくなった。

あなた自身どうありたいのか。を尋ねて
ゆっくり考えさせる。

どうしたいのか
案外その人自身が一番
わかっていたりする。

主催者として
押し付けることは厳禁なのだから
その人の好きなようにさせてやればいい。

別に犯罪に触れなければ
好きなようにさせてやればいい。

その人の人生。

私は保障できない。

無責任と言うならば
それはそれで真剣に相談に乗る。

でも、、
しんどいよ。

話し出したら止まらないから。

学生時代と違うところは、
きちんと耳を傾けることができるところ。

耳を傾けるだけでも
相手の気分を害することは
軽減できる。

経験してわかること。

経験しないとわからない
三流人間だけど
わかっておくだけでも違う。

失うものがあったけど
得たものもあった。

経験談通じて
関わってくださる
みなさんには、
失って欲しくないから

私のほうから
伝えていきたい。

同じ過ちを繰り返して欲しくない。

私のような人間を
増やして欲しくない。

だからこれからも
経験談を伝えていく。

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