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数年ぶりに五島に帰った② #goto201808
2018年8月24日、台風が近海にありつつも五島の上空は晴れ、バーベキュー日和だった。#goto201808①はこちら↓
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2018/8/24
ゴミ回収車が来る前にミナの中身を取り出すという、よくある朝のお手伝い。#goto201808 pic.twitter.com/SX3SUyrOjv
— 馳月基矢(旧PN:氷月あや) (@hasetsukimotoya) August 23, 2018
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— 馳月基矢(旧PN:氷月あや) (@hasetsukimotoya) August 23, 2018
ミナはサザエと同じように、螺旋状の貝殻の中に住んでいる。
ミナの調理法はシンプルで、潮水でゆがくのだ。ゆがいたミナは、貝殻の入り口からのぞく身にマチ針を刺し、クルクルと貝殻を回しながら、螺旋状のはらわたの最後まで引っ張り出す。https://t.co/wRCRvdIhuP#goto201808 pic.twitter.com/Af0VcdC7Qr
五島では「ミナ」と呼ぶが、ほかの地方では「ビナ」「シッタカ」などと呼ぶらしい。正式名称は知らない。海の食べ物あるある。
我が家では塩ゆでにして食べることが多い。一度ゆがいて中身を取り出し、炊き込みご飯にするのもよい。
とぎおおはし。風は強いけど晴れてます。
— 馳月基矢(旧PN:氷月あや) (@hasetsukimotoya) August 24, 2018
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「真っ赤な橋も見えた」
「戸岐大橋やね。あの橋がなかったら、目の前に見えちょっ場所まで、ぐるっと海岸線に沿って回っていかんばならんで、時間がかかると」#goto201808 pic.twitter.com/RJOkrA3xUH
ビッグヒライんにきの産直の店内。個人的には、学童保育のおやつに出ていたマヨネーズパンが思い出深い。パン屋の息子、同級生。継いでないけど。
— 馳月基矢(旧PN:氷月あや) (@hasetsukimotoya) August 24, 2018
福江で店を継いだ同級生には、花屋とレンタカー屋がいる。#goto201808 pic.twitter.com/KeBXuQY0Ms
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— 馳月基矢(旧PN:氷月あや) (@hasetsukimotoya) August 24, 2018
「ガソリンの値段、見ました? リッターあたり、いくらするか」
「見てないっすけど。今、値上がりしてんすか?」
「違う違う、いつでも高かとですよ。五島のガソリンは、リッターあたり二十円高かと」
エボリューション・アイランズ!https://t.co/akSyzJ6WBq#goto201808 pic.twitter.com/YTlMqDgXLp
上記の会話は、五島を舞台にした自作小説『エボリューション・アイランズ!』で登場人物たちが交わしているもの。セルフ聖地巡礼、意外と丁寧にいろいろ拾っている。
福江のGEO、けっこう大きい!
— 馳月基矢(旧PN:氷月あや) (@hasetsukimotoya) August 24, 2018
『飯テロ』入れていただいています。ありがとうございます! 五島人が書きましたが、京都の話です(何かスミマセン)#goto201808 pic.twitter.com/0tqSHCzM8u
富士見L文庫『飯テロ 真夜中に読めない20人の美味しい物語』に拙作「いけず(旧ペンネームの氷月あや名義)」が収録されており、福江の書店の特設コーナーに置いていただいていた。感謝!
ツイートの1枚目の写真の「列」の字の上にある黄色い表紙の本は、恩師杉山正明先生による『海の国の記憶 五島列島:時空をこえた旅へ』(平凡社ライブラリー、2015年)。
久賀《ひさか》のルビが《くが》になっている等のミスはあるものの、五島の歴史を東アジア史の広い視点から俯瞰できる一冊。恩人の子であり教え子であるということで、私の名前が出てくる。
夕食の準備。バーベキューとか釜飯とか。#goto201808 pic.twitter.com/zdyEv9yTbA
— 馳月基矢(旧PN:氷月あや) (@hasetsukimotoya) August 24, 2018
留守番と火起こしを任された。左が途中、右が完成品。#goto201808 pic.twitter.com/mwk2thGlke
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両親宅の畑にかまどができていて、釜飯セットオン。ふつふつと噴きこぼれ始めたところ。#goto201808 pic.twitter.com/f3rR6sPvMA
— 馳月基矢(旧PN:氷月あや) (@hasetsukimotoya) August 24, 2018
夕やけマラソンのコースの一部、父の自転車を借りて走ってみる。
— 馳月基矢(旧PN:氷月あや) (@hasetsukimotoya) August 24, 2018
「登り坂を越えれば必ず景色が開ける」を体感できる。道標は電線。足下だけ、前だけを見ていても登り坂の曲がり道の行き先はわからないけれど、電信柱と電線が道を教えてくれる。
見上げていけ!#goto201808 #夕やけマラソン #ぎばっぞ pic.twitter.com/NX8ZruURxG
8月24日は夕やけマラソンの前日だった。父がずっと市民ランナー(島民ランナー?)で、夕やけマラソンは年中行事だったので、私も走ってみるようになった。
夕やけマラソンは、前半で内陸の農業地帯を走り、中盤以降は写真のような感じで、海を見下ろす高台の農業地帯を走ることになる。ときどき牛がいて芳香がただよう。
父の自転車を借りて走っていった先は、夕やけマラソンでいうところの13~15kmあたりに集落が広がる崎山。風車を見に行った。
海に浮かぶ風車。写真だと、本当にちっちゃいけど(笑)
— 馳月基矢(旧PN:氷月あや) (@hasetsukimotoya) August 24, 2018
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浮体式洋上風力発電所「はえんかぜ」。福江島の南東部、崎山地区の東の沖に浮かぶ巨大な発電用風車だ。
はえんかぜとは、五島列島の漁師の言葉で「南風」を意味し、「東風」をひっくるめて指すこともある。#goto201808 pic.twitter.com/eac49I3OEv
風車が少しでも大きく見える場所を探して自転車で農道に入り込み、箕岳をぐるっと1周半したあたりで正しいルートに戻り、夕日と鬼岳が見えて「あっちに向かって走れば帰れる!」と走り回ること約20km。暗くなる前に帰宅。
— 馳月基矢(旧PN:氷月あや) (@hasetsukimotoya) August 24, 2018
『EVアイランズ』1章の帰ってこないハルタ、モデルは完璧に私。#goto201808 pic.twitter.com/aqmMJg2BNR
バーベキュー&釜飯おこげ!#goto201808 pic.twitter.com/xMxIJuCw2C
— 馳月基矢(旧PN:氷月あや) (@hasetsukimotoya) August 24, 2018
夕やけマラソンに向けて、お客さんの集まった両親宅にて。畑のとれたて野菜とか、五島牛とか、戸岐の漁港で買ってきたサザエとか、福江産のお米とか。
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