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新規事業 B2B Tech Biz Platform 「HEXAGON」 を始めた理由(2)

HEXAGONを始めるまでの経緯を遡ってみる。

2021年夏、まだコロナ禍から回復しきってはおらず、前年度の決算でコロナの影響も有り、M&Aののれんを一括償却して業績が一時的に悪化、経営体制も変わりつつあり、ようやく、合併した会社として新たにまとめられる環境が整ってきた頃。
今の合併会社として、ビジョンを整理しないと、と考えはじめていた。
そんな頃、8月にタイミング良く、ビジネスSNSで、エンカレッジの古谷さんからコンタクトをいただき、再定義、というよりも、今の会社としてのビジョンを策定することにした。
次の経営・事業運営スタッフの育成も兼ねて、ビジョン策定プロジェクトをスタート。
翌年度は、次の中期経営計画フェーズになる。

この年の事業計画で、Re-Innovation 視点を変える、自社を見直して、強みを生かす、コロナ禍の変化に対応したビジネスといったことをメッセージした。
会社のビジョン策定議論をする中で、自身や自社を見直す機会があった。

自社の強みってなんだ、と考えた時に、一番の強みは、M&Aした会社の顧客基盤じゃないかと考えた。
時間軸で積み上げないと出来ないものは、基盤が出来ると強い。
過去の経験から、プラットフォームビジネスを実現したいと思っていたが、組込みソフト会社が出来るプラットフォーム会社って何だろう、と思っていた。
もしかしたら、顧客基盤を使ったプラットフォームビジネスって出来るんじゃないか、ということで、前のnoteに書いたようなことになった訳で。

とりあえず、コンセプトをまとめなければ、と、ちょっとずつまとめていった。

とはいえ、全く何もないところからコンセプトだけぶち上げても説得力もない。

まずは、出資先のAIBODのAI関連商材を扱ってみることにした。11月に発表し、Webinarなどやってみたが、反応はあった。

年明けには、見積のナレッジシェアをSaaSで実現するEngineerforceと資本・業務提携を行い、5月から扱いを開始、これも一定の反応あり

組込み商材ではない、スタートアップの商材を扱うことにも、顧客の反応があることはつかめたので、これを仮説として、具体的に取り組むことにした。

エンカレッジ古谷さん、AIBOD CEO 松尾さん、Engineerforce CEO 大学の後輩になる飯田さん
みなさんとの出会いがなかったら、新規事業にたどり着けなかったです。Very Tanks!

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