山之口 優真(やまのくち ゆうま)さん@ラフィネ イオン洛南ショッピングセンター(京都府) 2020年3月17日

施術体験ツアーも今年で7回目。
舞台は2年ぶりの関西圏であります。


最初に訪れたのは京都府はイオン洛南ショッピングセンターの山之口 優真(やまのくち ゆうま)君。リフレ20分+ボディケア40分コース。

優真は8年目くらいの中堅セラピストで、ラフィネ所属前にも接骨院で働いていたベテランだし、なにより体を動かすのが大好きなバスケットマンでもあります。

まずリフレ。
ひざ裏の四指もみあげの高低差。高さがあり、その分の刺激がしっかりとリンパの流れを促してくれます。僕が受けに行く人の中では、ここを意識してやってくれる人は少なくはないのですが、このしっかり感は群を抜いていると思う。自分が10年前に習った初期研修ノートを読み直すと、ここは「5センチ上げる。思っている以上に高い!」と書いてあったけど、優真はホント5センチくらい上げてたな。しかも突き上げた後、そのまま四指で両サイドへ押し広げてくれるので、ただ強いだけじゃなくて、なおさら全体を掌握している感じ。

そしてスタンダード。特に拇趾なんかで特徴的だったけれど、きちんとポイントを分けて丁寧に刺激してくれます。側面のいわゆる「ガチャガチャ」も、スタンダードの刺激と違和感ない流れを意図的に作ってる気がした。こういう風に、普通の試験とかでは評価の対象にならないような細かい配慮があるなあって感じました。

前述のアスリート気質のイメージとは裏腹に、結構施術は「母性タイプ」(笑)。それをより実感したのはボディケアで、指の腹の当て方がソフト。もっと厳密に言うと、指腹の面が広い。そしてリストの柔らかさ。これはバスケで鍛えてるおかげなのか。なおかつ、体重の乗せ方もじわりじわり系。これはヤバい安心感。安心みが尊い(使い方強引)。それはまるで、幼い頃に母親に頭を撫でられながらスヤスヤ眠ったあの感じ……。

しかも高い技術力。技も多彩。ストレッチの緩急もスムーズ(さすがは接骨院出)。ベッドに乗りあがっての、やろうと思えば強めにもできる背部圧迫。うつ伏せでの、臀部から大腿四頭筋までの広範囲の圧迫。ううむ、隙がねえ。あとで「四頭筋まで圧してほしかったな」ってイチャモン付けようと思ってたのに、カバーしてきやがった(笑)。

左肩に呪いのようなコリコリがあると分かった時点で、小円筋と肩峰キワを両手で挟み込むような同時刺激。なにこの高等テク。オレも真似したいんだけど!

肩甲骨剥がし、からの上角付近の圧迫。そうそう、その角度のそこだ。なぜわかる。なぜわかるんだ貴様! 

という感じで、本当に引き出し盛りだくさんの施術体験でした。
すげー無理やり欲を言えば、ふくらはぎの揉捏があまりにもスムーズすぎて、刺激を感じる前に回されてしまったような印象の時もあったんで、最後の一回転くらいは、あえてスピードを落として「圧し潰してから」捏ね回してもいいのかなあってくらい。でもそれもきっと好みの問題だわな。

イオン洛南ショッピングセンターは何気に京都駅から一つ隣の西大路駅から徒歩10分。道もほぼまっすぐ。大人の修学旅行で京都に行くあなた、ぜひ!

優真、ノスタルジックな癒しをありがとう。
今度、肩回りの両手挟み込みテクニック、花小に来た時教えてな!


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