中田 茉耶(なかた まや)さん@小江戸 はつかり温泉 川越店(リバース東京) 2019年7月31日

はつかり温泉 川越店にて、中田茉耶さんの施術を受けてきました。リフレクソロジー20分+ボディケア40分のセットコースです。 茉耶ちゃんは3年目ながら早くも店長としてお店をリードする若手実力派で、しかも僕と同郷の青森県出身。彼女の出身高にも僕の通った中学から何人か進学するくらい近いところなので、勝手に親近感を抱いて施術を受けにやってきたよ!(笑) 


まずはベッドでのリフレクソロジー。消化器系・泌尿器系などのスタンダードについて、おそらく本人も無意識かと思いますが、PIP関節(第二関節)の当て方が最初はやや平たくてマイルド、そこから時間差で角度をつけてツノを突き刺すという微妙に2段階の施術スタイル。これは、いきなり絶叫して飛び上がる、テレビで芸人が見せるお馴染みのリアクションを取らずに済むというメリットがあります。施術側としても、最初の関節全体圧しで、相手の受け慣れてる感や強度を確認することもできる。 

 ストロークもまた少しユニークで、いわば「止め圧」。足裏の老廃物をプリンでたとえると、プリンをスプーンですくうと、普通は残ったプリンは弧を描いた型になるわけですが、茉耶ちゃんの場合、それがきっちり凹型になってる。つまり、一度直角(真下)に入れて、そこからの移動中はずっと一定の圧、そして抜く時にまた直角(真上)に引き上げる、という結構面白いアタックをしているんです。たまにカラメルソースが別包装の、おいしいスイーツあるじゃないですか。そうそう、「栗原さんちのおすそわけ とろけるパンナコッタ」のことですよ! 食い意地が張ってる僕は、あのソースを中盤・終盤でもキッチリ味わいたくて、最初に無駄に正確に正方形の穴を掘り、そこにカラメルをたっぷりと注いだ後に優雅にパンナコッタを食すという貴族的な振る舞いを断行しては悦に入るわけですが、まさにその至福のひと時に通じる快感を味わえました。 


 完全に「パンナコッタ」しか残らない文章でしたが、気にせずボディケアに移ります。 ボディも実はリフレの流れを汲んでまして、これもまた「止め圧」。特に後頭下筋群、うちの会社風な言い方をすると「首の2線」なんか特徴的で、圧を加えた後、ほんの少しの時間ですが、そのまま止めるんです。これの何がいいかというと、「ちゃんと効かせてますよ」感が出るんですね。お客様のコリを、他でもないココの硬さを意識してるんです感が。アカデミー(社内研修所)的には、圧迫は弧を描くように、振り子のように常に変動させながら刺激を与えるのが正当だと、確か言ってた気がするんですが、個人的にはこの「止め圧」もアリ寄りのアリだなと思っています。僕もやりますし。あと、腕とかふくらはぎとかいろんな部位でこれを使っていた気がする。3年目で、これを全身で駆使してるのは、ちょっとすごいなあと思いました。 


 あとはごめんなさい、速攻で爆睡してしまったので記憶にないんです。ボディはもう始まって4分くらいですぐ寝た。さっきの「止め圧」なんかはところどころ意識が戻った時にうっすらと感じたことなんで、実はこれすらも危うい印象なんですが、まず大前提として言えるのは、とにかく落ち着てきて心地いい! 「落ち着く」+「心地いい」=津軽弁で言うところの「あずましい」ですね。茉耶ちゃんの手のひらから出ている、睡魔を誘う膜であっという間に覆われて、ズーンと体が重くなってベッドに沈んでいったような……。これはリフレで下ごしらえがされた影響もあると思うけれど、やはり手のひらのぬくもりと、そして指腹の当て方、さらに手のひら全体(パーム)の包み方が関係していると思います。普通よりもちょっと面積を広くとっているような気もするが、ごめん、やっぱり寝てたのでそこまでは追究しきれずでした。 


 最後に言っておきたいことは、これは茉耶ちゃん本人の性格が色濃く反映されている部分だと思うのだけれど、いきなりズドーンと急圧を加えるのだけは嫌なタイプなんじゃないかなと感じました。やっぱ青森っ子は優しいんだな。探り探り、安全圏(コンフォートゾーン)から離れ、少しずつ相手との距離を近づけていくシャイな人ばっかりなんです。まあ、僕は読書中の初対面の人にも「それ、続編も面白いですよ」とか言っちゃうタイプですけどね! 


 茉耶ちゃん、ありがとう! あの睡魔の秘密を、今度またじっくり解明させてくれ!     


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