山口 小百合(やまぐち さゆり)さん@ラフィネ ルクア イーレ(LUCUA 1100)店(大阪府) 2020年3月18日

さあ、やってきましたよ!

満を持して大阪のボス、さゆりんこと山口 小百合(やまぐち さゆり)グランドマスターセラピストの登場です。リフレクソロジー20分+ボディケア60分+延長10分コース。


まずセラピスト仲間の皆さんにお伝えしたいのは、彼女のこれまでのキャリアとかグランドとかいう肩書うんぬんを抜きにして、大阪に行く機会があったらとにかく一度施術を受けてみて、というか、まずこの人に会ってみて、ということです。もうね、「歩くエナジードリンク」みたいな人ですから(笑)。


伝えたいことは無限にあるんですが、「人を元気にしたい」というハッキリとした目的が一つあって、そこから決してブレない生き方を貫いています。すべてはそこを軸に考えて、毎日一秒一秒、行動している。年齢性別関係なく、ただただ眩しく、僕が憧れる人の一人です。


しかしせっかく受けてきたので、施術に関してほんの少しレポートを。


リフレ。
抉ってくる! スタンダードのこぶしにメリケンサックはめてんじゃねーかってくらいにエグられます。でも不思議と、キツすぎることはない。これは施術も人柄も見事に共通してて、決して「暑苦しい」わけじゃなくて、熱量は高くても、きちんと適度な距離感と柔軟な形で、相手に合わせてアウトプットできる。たとえば、僧帽筋の一番外側。この辺、硬い人って結構やりにくいじゃないですか。スタンダードの圧に耐え切れず足裏がグリンと上滑りして崩れかねないところを、きっちり壁で支えつつ(かつ足を踏ん張って体重を乗せつつ)メリケンサック的ツノ圧しが繰り出されるわけです。しかも手は適宜、左右入れ替えたりして。そういう絶妙なアドリブ力が施術にもいかんなく発揮されてます。


さらに、考え抜いたうえでの、数々のオリジナリティ。たとえば、胃・膵臓・十二指腸の圧し方。胸椎・腰椎の側面との接点のカーブに対してフィットするように、ズボンのひざに空いた穴に継ぎ当てパッチで補修するみたいな、全面直圧のスタンダード。結構特殊なやり方なんだよなあ。んで、めちゃくちゃ気持ちいいし。


心臓、脾臓や肝臓。好みの足裏の外側部分。ちょうどいいズーンとくる圧。ヘブン状態や!(古いな~)。
 

この時点で気づいたことは、喋り10、施術10の同時進行だってこと。マジで。本当に10対10なんですよ。どっちかがおろそかになることがない。もちろん、我々はみんな、どっちもおろそかにはするな、と教わっては来ている。でもそれでもさ、場面場面で10対8とか、7対9にどうしてもなるじゃないですか。たまたまトークが盛り上がったり、めちゃくちゃ繊細な部位を圧してたりすると。でもさゆりんは違う。常に10&10なんですよ。それが伝わります、実際に受けていると。中々できないことですよ。とにかくエネルギーいるし。こんなやり方で月指名100いってるとか、異常。しかもこのコロナショックの2月にですら。


ボディケア。
これがまたマニアック。あんた、リバースか!(*誉め言葉です)
たとえば、臀部。坐骨結節付近の執拗な圧迫。上後腸骨棘(PSIS)キワキワまで大殿筋の起始部を攻める攻める。 清水社長大好きな大腿筋膜張筋のエグり。上前腸骨棘の起始までみっちり掘る。仙腸関節障害の治療してるんじゃないんだから。そりゃ三森先生も褒めるわ。


腋窩(脇の下)。肩甲下筋。ちゃんと起始捉えてる。ラフィネでこんなんやられたの初めてだなあ。相手の身体をよく触って、よく見てる。菱形筋の硬さから判断して、前鋸筋の細かいとこの圧迫を狙ってみるとか。ケースバイケースの判断。素晴らしい。


これほどまで考えながら、しかも会話は会話できちんと相手の胸元めがけてボール放ってくる。なんていうか、コミュ力っていうか一種の身体能力に近い。反射神経の延長で喋ってるんじゃないかと(笑)。

という風にまだまだ魅力は尽きないのですが、ギュッとまとめると、彼女は、どんな相手に対しても先入観なく、差別なく、威圧感なく、できるだけ素早く、しかし自然な段階と手順を踏んで、求められる範囲内で、ギッリギリの至近距離まで近づいてきてくれる人です(笑)。それって、とても嬉しいことじゃないですか。求められるっていうことは。しかも、全身にエナジー注入してくれるんですよ。ええ、ギリギリ合法的に(笑)。

本人にも伝えたけれど、あんたがラフィネでよかった。こういう人もいた方がいいんだよ。それでこそラフィネっていう職場の幅が広がるってもんだよ。グランドに昇格させた三森先生の器のデカさを改めて知りました(笑)。いや、もちろんその資格は充分にあると、僕も思いますしね。むしろそんな偉そうな判断する資格がないのはオレの方ですし。


ルクアイーレ(LUCUA 1100)店は、東京で言うところのルミネ新宿1と2みたいに、ルクアとルクアイーレという感じで隣同士並んでいるビルなので、間違えないよう注意! ラフィネはイーレの方の7階にあります。少なくとも、関西圏の人はぜひに。中京圏の人も、いや、やっぱり首都圏の人も、ぜひ一度は!


さゆりん、また会おう! そしてまた呑もうな!

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