美容室で起きたエモい話-1-
エモいという言語を7割しか理解していない状態で書いている事をご了承ください。
書こうと思った理由
美容室って皆さんが思っている印象ってどんなんですかね。
例えば僕ら美容師は毎日その空間にいるんですね。なにが言いたいかというと、お客様って年に数回にした訪れない場所じゃないですか。もっというと割とポジティブになるために行く場所じゃないですか。大方。
そんな場所でエモい事が起こらない訳ないんですよね。
私が #ニコってならないわけないよね ってハッシュタグをつける意味の本質は素敵な出来事を共感できる人々と共有したいって側面をもっていて。
敵な出来事共感しますね。anyway。
緊張のその先に
皆さん「美容室」緊張しますか?
僕、美容師なんですけど、他の美容室行くの超緊張するんですよ。初めてなところへ行くという事もあると思いますが、「職業なんですか?」とか聞かれたら震えちゃう。私の事はどうでもいいんですが緊張する人がほとんどなんじゃないですか?
(担当の人イケメンかな?)
(担当の人上手かな?)
(思い通りのスタイルになれるかな?)
とかとか。
なので僕はバッチバチのアイスブレイクの重要性を説いているのですがその話はまた今度にします(長いので)
ある女の子の話を皆さんとシェアしたいと思います。
やっと本題
私が移住して5ヶ月くらいのころですね。女の子、7歳?くらいですね。
美容室が初めてだったんですよね。泣いてたんですよ。どうしてもきりたくなかったみたいで、もちろん長さはスーパーロングで彼女にとってのその時点での美容室の印象は最悪ですよ。
切りたくもないし、
担当はおっさんだし(私)
英語下手くそだし
でもママが切れっていうの。って泣きながら思いを伝えてくれました。
おっさん全力で言いました。
It's OK !! I'll do my best!!!
女の子もっと泣いちゃいました。
えっと、当時はそれがキラーワード(!?)だと思ってましたのでおっさん困惑です。(もう最悪です)
女の子泣いてます
もうどうしようですよ。きついもんですよ。
泣いている女の子の髪の毛を切る背徳感ったらもうですよ。
堪らず僕はその子のお母さんんと目を合わせて目で言いました。
(ちょっと、、、無理かなーーーー今日は。。。)
お母さんは大きく首を横に降ってこう目で言うんです。
「Go。Anyway。」
でも僕こういうとき結構諦めません。
ビハインドでも諦めなければ活路は見出せます。
お母さんが持っていたその子のバックはなんとFROZEN(アナと雪の女王)僕、女の子に言いました。
You wanna be like her ?
泣いている彼女は大きく頷きました。
僕は確信した。これは、、、もらった。
エルサにしてあげました。
もう女の子ニッコニコですよ。さっきのこの世の終わりと思わんばかりの泣き顔が
にっこりニコニコスーパー笑顔ですよ。
超かわいいですよね。
もう超かわいいから店で売っているヘアアクセサリー買って(おっさん自腹)プレゼントしてあげましたよ。(おっさん感)
嫌だと思っていた事が
可愛くなれるところだったなんて!しかもなんかかわいいアクセサリーもらえちゃった!うふふ
そんな経験で子供が純粋に物事を
キライからスキになる
って超素敵だと思っていて。
なにがエモいかご説明させていただくと、とにかく女の子の笑顔と喜びようを見て涙するお母さんが一番エモかったんです。泣いている自分の子供に嫌な事をさせるのはいやだったんでしょうね。
(あ、補足すると女の子幼稚園かなんかのイベントで髪の毛にガムみたいなペンキみたいなのなんかついちゃって切らざるをえなかった側面があります)
最悪なイメージから最高の体験への振り幅
彼女は7歳にしてこんな経験をしたと思うんです。たまたま振り幅やストーリーがあるからこういう風に泣くほど喜んでもらう事ができました私はラッキーですが。
何かこういうのとっても美容師やってて楽しいなって思うんです。
僕は絶対にあの女の子の笑顔忘れないですね
なにが言いたかったか。
諦めなければ素敵な事って起こせますよね。でも諦めたら最悪で終わってたんですよ。僕も彼女も。もちろんおかあさんも。
壁は乗り越えるためにあるんだなという実録でした。
だから明日も真摯にどうやったら、どう工夫したら喜んで帰ってくれるかなを考察して仕事したいと思いました。
エモいシリーズ続きます。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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