日記 10/20 ドラマのワンシーンのような。
どうも。長谷川優貴（@hase0616）です。クレオパトラというお笑いコンビでネタをしたり、エンニュイという劇団を主宰して脚本演出をしたりしています。
10月20日
運営するBAR美作亭の営業を深夜2時に終えた。営業を終えるといつも80年代から90年代のトレンディドラマの主題歌をかける。窓の外に見える街灯と信号の点滅も相まってかBARの店内がドラマのワンシーンのように思えてくる。自分をドラマの主人公という設定にすると、片付けも苦ではなくなる。自分が主人公だということは、この片付けもなにか物語の伏線の可能性が高いからだ。若い子はわからないかもだが、昔のドラマの主人公は何故かみんな高級そうなデザイナーズマンションに住んでいる。正直言うと、僕自身もそういったドラマは世代ではない。僕が中学生時代に、従来の刑事ドラマよりもリアルな警察の仕組みを重視して作られたドラマ『踊る大捜査線』がヒットし、ドラマも映画もリアリティが重視されるようになっていった。（今観ると踊る大捜査線も全然リアリティはないが……）なので、僕が観てきてドラマは主人公が収入相応のアパートなどに住んでいた。しかし、小さい頃親戚の家に預けられていた時に親戚のお兄ちゃんやお姉ちゃんが観ていたドラマの雰囲気が僕が好きだった。テレビに映る都会と都会の暮らしにワクワクした。陣内孝則と小泉今日子主演の『愛しあってるかい！』の主人公は高校の教師だが、家に囲炉裏があったり、当時は珍しいカウンターキッチン付きのデザイナーズマンションに住んでいたりと、「給料いくらもらってんだよ」とツッコミたくなる設定だった。が、それが良かった。あと、昔のドラマの主人公は必ずお洒落ないきつけの飲み屋がある。それにも憧れたものだ。美作亭にいると、なんとなく、その時の感覚になれて楽しい。片付けは結構時間がかかる。洗い物、キッチンの掃除、ダスターなどの洗浄、ゴミ捨て、集計、日報、、、一人でやるから2時間近くはかかる。片付けを終えて、レンタルサイクルのアプリを開き、スマホで近くのポートにある空き自転車を探す。しかし、いつもほとんどが０台だ。この日も、見つからなくて歩いて１５分くらいの場所でやっと見つけた。音楽を聴きながら帰ろうと思ったらイヤホンを家に忘れたことに気が付き残念な気持ちになった。自転車に乗り４０分くらいかけて家に帰った。帰宅すると朝の５時近くだった。焚いておいたご飯を食べて、YouTubeでユーチューバーヒカルの動画を観た。コロナ過でYouTube動画を勉強した時にヒカルの動画に出会い、なにかシンパシーを感じて人柄が好きになりそれ以来投稿される動画は全部観ている。生き様をリアルに、それでいてエンターテイメントに動画にしているところが好きだ。観ているとやる気になれる。そのあと、ブレイキングダウンの喧嘩自慢の足立区編を観た。ブレイキングダウンも好きだ。人間ドラマが面白い。、、いや、寝ろよ！ なんだかんだで寝たのは7時近く。昼前に起床。色々と作業をした。夕方になり準備。18時からBARの営業へ。九段下の道は広くて好きだ。先週から勤務してくれている大学生のひかるさんと俳優の高橋一路さんにパスタの作り方を教えた。ひかるさんの彼氏が来店。先週も来た。二人とも僕の作る豆乳カルボナーラを気に入ったらしく、パスタを食べに来た。そこに、僕の劇団のメンバーの青木君が来店。青木君と彼氏君の会話が盛り上がっていて嬉しかった。そこに占い師のクロさんもいて、みんな歳がバラバラ。普通に生きていたら交わらない人たちが会話できる場所。BARはそういう空間だ。僕からしたら、これは演劇だしお笑いでもある。BARで働いているというより、毎日BARでライブをしている感覚。そして、また2時まで営業し、片付け。今日は金曜ということで全く自転車が見つからず始発を待つことを覚悟した。帰りに毎回日記を書いてみようかと思い付き、2000年初頭に流行った青春パンクを聴きながら、この記事を書いている。気が付くと始発から1時間経っていた。次回からは、もう少し内容のボリュームを減らそう……。外が明るい。車の通りも増えてきた。帰ろう。今日のドラマもエンディングの時間が来た。スタッフロールみたいに、今日お世話になった感謝する人の名前達をスクロールしながら歩こう。、、END
【告知】
22日にワークショップします！
会場は、僕の運営するBARです。
この会場を使った内容にしたくて、BARという異質な空間だからできるワークショップをします。
BARに置いてある物から過去の思い出を連想し、その思い出のシーンを作っていきます。このBARという空間と思い出の断片のレイヤーを重ねていき、一つのお芝居を作ります。
このやり方は、僕の主宰する劇団「エンニュイ」でやった公演『平面的な世界、断片的な部屋』でやった構造を使っています。
『平面的な世界、断片的な部屋』の公演台本↓
通常2500円なのですが、今回は2時間のワークショップなので2000円でやります。（BARなので＋ワンドリンク500円付きます）
お酒飲みながらでも気軽にやりましょう。
いつも直ぐに定員が集まるのに、今回は1名の予約しか来てません。ゆったりやるチャンスですよ。
ご予約お待ちしています。
10月22日
YUUKI HASEGAWA workshop『ROOM』
エンニュイ主宰の長谷川優貴が手掛ける舞台は俳優の自然な発話が特徴です。この自然な発話、そして、自分の身体でありながら、その役としてその場所に立つということを一緒に実験するワークショップです。
エンニュイの作品で「平面的な世界、断片的な部屋」という作品があります。この作品は、一つの場所の時間を切り取り、その時間がループし同じ動作を繰り返しながら、ループする度にそこにいる人間の断片的な人生が浮かび上がっつて来るというものです。これをBARを舞台に4時間で作り上げようという内容です。
役者・演技経験がなくても、学生さんでもOKです。
職業・経歴は一切問いません。
1人でも多くの方と直接お会いできればと思います。
ワークショップ終了後、会場のBARでそのままお酒を飲んだり、ご飯を食べたりすることができます。長谷川が店長のお店なので、そのままゆったりと参加者と交流ができます。
※18歳未満の方、および高校在学中の方は23時以降のご入場はできません。
※23時以降のご入場の際、写真付きの身分証（免許証、学生証、パスポート、マイナンバーカードなど）の提示が必要となります。
※20歳未満の方、車を運転する方への酒類の販売は固くお断りします。
※会場内は禁煙となります。
※会場内にロッカーやクロークはございません。手荷物や貴重品は自己管理でお願いします。
※会場内での紛失、盗難に関して、主催者、出演者、では一切の責任を負いかねますので予めご了承ください。
長谷川優貴
1982年6月16日生まれ 静岡県富士市出身。2002年からお笑いコンビ「クレオパトラ」として活動開始。芸人をしながら演劇の舞台や体験型イベントなどの企画、脚本、演出をしている。2017年に演劇ユニット『エンニュイ』を旗揚げ。
神奈川かもめ「短編演劇」フェスティバル2019 最終候補 審査員表第二位。
2019年度福島県立いわき総合高校 演劇16期生卒業公演 作演出
かながわ短編戯曲賞2021最終候補
https://yuukihasegawa.amebaownd.com/
2時間で一つの作品を作るワークショップです。
俳優、アイドル、芸人、ダンサー、モデル、学生、会社員、主婦、etc...職業経歴一切不問。
オーディションは兼ねていませんが、気になった方は今後のエンニュイや僕の舞台に出演をお願いすることがあります。
そして、純粋にワークショップに参加したい方大歓迎。
開始時間18：00 10分前から受け付け開始
20：00まで
参加費：2000＋1ドリンク（500円～） 定員10人
＊見学のみの場合は￥1,000＋1ドリンク（500円～） 定員5人
＊釣銭の無いようご用意してもらえると助かります。
＊キャンセルの場合は早めにご連絡ください。
会場：culture salon BAR 美作亭
〒102-0073 東京都千代田区九段北１丁目４−５ 東英九段ビル2F
九段下駅 徒歩2分
[ ご参加・見学いただく皆様へ ]
・37.5℃以上の方はご入場をお断りする場合がございます。ご了承ください。
・見学希望の方は、参加人数によりお断りする場合がございますので、予めご了承ください。
・咳・倦怠感・発熱等、風邪の症状があるお客様は、極力ご来場をご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
↑上記の理由に伴いキャンセルをなさる場合、
yennuinfo@gmail.com まで「お名前・予約日時」を明記の上ご連絡くださいませ。
（キャンセル料等はいただきません。）
◎入り口に消毒液をご用意いたします。手の消毒・手洗いにご協力をお願いいたします。
・特に持ち物は必要ありません。
※受付開始は15分前～。
※私服のままで構いません。（地べたに座ることもあるかもなので、気になる方は動きやすい格好でお越しください）
【ハラスメント防止のための取り組み】
恫喝、罵倒などの威圧的、暴力的な言動や、許可のない身体的接触は行いません。
あらゆる差別と暴力を容認せず、誰もが心身ともに安全で、安心できる環境づくりに努めます。
ワークショップ指導者と参加者が2人きりになることはありません。
協力：エンニュイ
企画・製作：美作亭
僕の運営するBAR美作亭は毎日営業してます。
そして、ライブしてくれるアーティストと一日店長してくれるアーティストやインフルエンサーを募集してます。
イベント募集
システム
アーティストへのご出演料
チケット代はアーティストが決定し、その売り上げの70%をアーティストへのギャランティとします。※別でお客様1人につき1ドリンク600円をお店に入れていただきます。
キャパ 最大15席
楽屋あり
興味がある方はご連絡ください。
演劇、ダンス、パフォーマンス、音楽、お笑いライブ、トークイベント、アイドルイベント、謎解きゲーム、映像上演、展示、ワークショップなどなんでもありです。劇場公演ではなく、BARという場所に溶け込み表現をする場所です。あくまでBARであり、劇場ではないので、やれることは制限されますが、だからこそ生まれるものがあると思っています。
1日店長の報酬のカタチは合わせますので応相談で。
連絡先
メール
【エンニュイとは？】
長谷川優貴（クレオパトラ）主宰の演劇組合/演劇をする為に集まれる場所 。
名付け親は又吉直樹（ピース) 「『アンニュイ』と『エンジョイ』を足した造語であり、 物憂げな状態も含めて楽しむようなニュアンス」
2022年11月に新メンバーを加えて、組合として再スタート
エンニュイYouTube
【告知】オンラインSHOP「色彩マーケット」にて、クレオパトラ20周年単独公演の配信動画＋動画ダウンロードを販売中！
オンラインSHOP「色彩マーケット」にて、クレオパトラ20周年単独公演の配信動画＋動画ダウンロードを販売開始しました。無期限視聴です。
台本のデータ販売も開始しました。
クレオパトラInstagram
https://www.instagram.com/clepatworks/
長谷川Instagram
https://www.instagram.com/hase_0616/
■クレオパトラオフィシャルサイト
クレオパトラ第12回単独公演（リモート）「密接なき接触」
クレオパトラconte LIVE#2『無駄な期待』
クレオパトラ第11回単独公演『散文的な景色、詩的な歩行』
クレオパトラ二人芝居『私ト彼』
応援してくださる方はサポートの方よろしくお願いします。下のサポートボタンからできます。創作の活動資金にさせていただきます。
いいねと思ってくれた方は「いいね」を押してくれたら糧になります。そして飛び跳ねます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？