あの頃の構想。
どうも。クレオパトラの長谷川優貴です。クレオパトラというお笑いコンビでネタをしたり、エンニュイという劇団を主宰したり、CHARA DEというお笑いコンテンツ制作団体の代表をしたりしています。
今月は『ピクニックと5つの物語』と題して、毎週違う台本の芝居を5本やる企画に挑んでいる。
ピクニックというのは吉本興業所属のピン芸人の名前だ。僕より一年先輩で、デビュー当時から仲良くさせていただいている。ピクニックさんは演技力に定評があり、神保町花月という芸人が演劇公演をやる吉本の小屋では様々な演劇公演に引っ張りだこで、周りからはミスター神保町花月と呼ばれていた。因みにピクニックさんは身長が低い。ミスター神保町花月と言うと高身長でスタイルの良い男性をイメージしてしまうかと思い一応伝えておく。
脚本は、同期のLLR伊藤だ。伊藤さんの脚本は、ほのぼのする感じが特徴だと思う。優しくて少しズレた世界。
これまでで3話目までの話を終えた。
せっかく毎週違う5つのお芝居を演出するなら色々と実験して毎回違う雰囲気にしようと思ってやっている。4回目の今回は落語を演出に取り入れた。演者の2人の力と伊藤さ台本の良さが存分に伝わるように毎回全力で演出している。
1週間で作品を作り上げるという所業を毎週やるというのは初めての体験だ。来月には演出の筋肉バキバキになっていることだろう。
先日、僕の運営するスタジオ『チャラデ新宿御苑』で、個人でやっているYouTubeチャンネルの動画の撮影をした。スイッチャーというカメラの映像を切り替える為の機会を使いコントをした。顔の角度を自分のタイミングで変えて話したら落語っぽくなるのではないかと考えたのだ。
撮影して動画を観ながら思い出したのだが、お笑いを目指し始めた18歳の頃に初めてネタ帳に書いたのがステージの真ん中のテーブルの上に、音響と照明のフェイダーとサンプラー、そして映像の切り替えができる機械が置いてあって、それを一人で触りながらやるソロ単独ライブの構想のメモだった。最近は照明も手元でやっているし、気が付かない内にメモ通りになっている。不思議だ。サンプラーも買おうかな。
とにかく映像が楽しい。もっと勉強して実験を繰り返そう。
ピクニックと5つの物語~Page4~「あの部屋から見た美しい花火をいつかまた君と見れたら」
¥960(税込)
◆配信日時
5/22(土)配信開始15:30 配信終了16:30
※見逃し視聴は5/29(土)15:30まで
◆出演者
ピクニック、秋谷百音(レプロエンタテインメント)、あべこうじ
僕の主宰する演劇ユニット「エンニュイ」は只今12ヶ月連続公演をしています。
12ヶ月かけ同じ台本を練り上げ、再構成しながら続いていく。芸人が一つのネタを1年間かけて叩き続けるように、同じ台本を叩き続ける演劇です。
noteにてこれまでの経過やメンバーの感想などをアップしています。
エンニュイYouTube
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