SNAP vol.5　夜のビールと公園・前編【Som Berthiot LYTAR 25mmF1.9】

今回は夜に撮ってみました。場所は上野・アメ横です。

時刻は午後10時。金曜日ということもあり、遅い時間帯にも関わらず、飲みに繰り出す人で賑わっていた。夜に撮るのは今回がほぼ初めて。この型落ちのカメラでどこまでいけるのか。とにかく到着して早速、アメ横に向かうことにした。

使用するのはOLYMPUS OM-D E-M5、レンズはSom Berthiot LYTER 25mmF1.9。カメラは2012年に発売されたものということで、全く使い物にならず、早々に退散する可能性もあるのではと心配だった。けどそこはどうにか実力を発揮してくれようで、楽しく撮影することができた。

知識が足りないので詳しくはわからないけど、やっぱり緑色の発色が気持ちいい。これはレンズのせいなのか。カメラの特性なのか・・・。

経験や知識がある程度持っている人が見れば、「ここが足りない！」というポイントだったり、改善点に気づいて直したりできるのかもしれない。けれど自分はまだ初心者ということで、とにかくたくさん撮ることに徹することにした。

F値4(上)と開放1.9(下)を並べてみた。開放で撮ったほうがぼんやりとした光の広がり方になり、その場の温かい雰囲気がよく表現できているように感じた。この使い分けもしっかりできるようになっていきたい。

辺りは食欲をそそる良い匂いでいっぱいだった。ビールが飲みたくなってくる。

昼間の撮影とは一味違う、ネオンの光を活かした写真は幻想的でとてもいい経験になった。特にF値開放で撮った時の柔らかい光の広がり方が、アメ横の飲み屋街の雰囲気とマッチしていて、人の温かみを感じる良い写真になったと思う。夜の撮影も悪くない。

興奮冷めやらぬうちに、次はレンズを付け替えて、上野公園に向かいます。