SNAP vol.3 ギロッポンと私【Som Berthiot LYTAR 25mmF1.9】
今日は六本木です。
普段はTV番組制作のスタッフとして働く毎日。新卒で入った1年目、まだ何も分からない自分に、当時担当してた番組のプロデューサーに牛タンを奢ってもらったのがここ六本木だった。一度きりの体験で、それ以来縁のない街ではあるけれど、「これがテレビ業界なのか!?」と強烈な印象を覚えたのが良い思い出。
使用するのは OLYMPUS OM-D E-M5、レンズはSom Berthiot LYTAR 25mmF1.9。フランス製の映像用Cマウントシネレンズ。集めたくなるコンパクトな大きさにシルバーの筐体。見た目がとにかくかっこいい。ここ重要。
ルックス最高。フォーカスリングがやたら固いのが少し気になる。
Cマウントのシネレンズは元々センサーサイズの小さいカメラに使われていたこともあり、周囲にケラれが発生するのが特徴らしい。これをデメリットと取るか、個性と取るか・・・。意見が割れるところだけど、オールドレンズ好きとしては大歓迎。センサーサイズの小さいマイクロフォーサーズの持ち味が発揮できそう。
F値をF4まで絞ってみると、途端に描写がくっきりとした雰囲気になった。特に緑色が自分好みの綺麗な描写!。紅葉の時期に向けて、今後の活躍に期待できそう。
とにかくいろんな物が目に入るので、どれを撮ろうか迷うほどの華やかさだった。外国人も多く、大都市ならではのストリートっぽい写真を狙っていきたい。かっこよく撮れたらいいな。
新卒当時のできごとを思い出す一日だった。まだまだ大変なことも多いけれど、頑張っていこう。いい大人になるために。