社員・パートアルバイトの皆さんへ【社内報vol.4】2021-02-15 買い物は投票
バレンタインデーのチョコレートを用意してもらったこと、皆さん本当にありがとうございます。うさぎと共に、美味しくいただきました(笑)さて、皆さん、大切な人、大好きな人にチョコレートを選んだかと思いますが、今日は「皆さんは何を基準に選びましたか?」というお話。
人が買い物をする上で選ぶポイントはいくつかあります。「値段」「機能」「デザイン」「ブランド」「希少性」etc…色々ありますね。経営をしていると「損得」を基準に判断することも今まで多くありました。数十円の差を悩み、決めるのに1時間位かかったりしていました。しかし現在は「安い=良い」という価値観はあまり高くありません(無いとは言いません・涙)
「買い物は投票なんだ」という本を藤原ひろのぶさんが出版されています。言葉のとおり「購入=その商品を指示する・応援する」という意味です。
例えば同じカテゴリの100円の商品Aと1000円の商品Bを比べて、商品Aの方が圧倒的に売れているなら、商品Bを作っている会社は商品が売れずに倒産してしまいます。しかし、仮にAという商品は体に悪い成分が入っているとか、Bは体調を改善してくれる機能があるとなると、あなたはどちらを選びますか?先程よりBの商品を選ぶ人はぐっと増えますね。この場合は直接自分に影響がある項目なので、判断がしやすいのですが、次の場合はどうでしょう?
商品AはCMもよく流れている有名な海外生産品で質は最上、商品Bは顔見知りの友達が必死に作ってくれた手作りで質は並。あなたはどちらを選びますか?
どちらが正解という訳ではないのですが、選ばれた方が世の中に残っていく確率が高い、そういう意味で買い物は投票なのです。
何故この話を今回選んだかと言うと、みんなに考えてもらいたいことが2つあるからです。
「私達はお金を通して自分が大切なものを残していける」ということと、
「自分には直接関係ない他人や未来のために選択できる人になりたい」という事です。
めりぃ保育園の閉園を決めてから、「世の中に本当に必要とされるものは何か?」とずっと考えています。私達は地域に必要とされて、保護者さんからずっと選ばれる園として存在していきたいです。人気取りではなく、地域の人から選ばれる、地域の人から残したい、そんな園で有り続けたいですね。
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