デジタルの世界を旅する市民IT講座ダイジェスト ~NFT~
デジタルの世界を旅する市民IT講座
東京都小平市で #ハックパッカーズ小平 #まちからデジタル人材創出 をテーマに市民向けのIT講座を2022年から開始しています。
毎週火曜日18:00~から@茶間茶間というコミュニティスペースで小学4年生から80代まで幅広い方にご参加頂いています。
第1期ではITパスポート試験の内容で6ヶ月間24回講座を実施して、延べ155名の方にご参加いただきました。第2期は講座の内容をITパスポート試験の内容から、WEBトレンドにステップアップし、座学と体験を交えながら楽しく学んでいきます。デジタルに興味ある小中高生や、起業を考えている大学生、パラレルキャリアや転職を考えている社会人のみなさま、また全世代の方々におすすめのデジタル系コミュニティとして発信をしています。
NFTとは
専門的に解説するとこうなる
NFTとは、非代替性トークンの略で、ブロックチェーン上に記録される一意で代替不可能なデータ単位のことです。
NFTは、デジタルアートや音楽、ゲームのアイテムなど、容易に複製可能なデジタルデータに唯一性を与えることで、資産価値を持たせることができます。NFTは、ブロックチェーンが暗号ハッシュという文字列を記録することで、デジタルデータの真正性や所有権を証明するとされています。しかし、NFTによって保証される法的権利は不明瞭な可能性があり、またNFTは必ずしも著作権の譲渡を伴うわけではありません。NFTは、高額で取引されることがありますが、それには投機的な要素や環境への影響、詐欺のリスクなども考慮する必要があります。
難しい専門用語ではなく、NFTを一言で表すと「アーティストを応援する仕組み」
従来、価値の付けにくかったアート作品、また本物であることを証明しにくかったデジタルアートに対して、「このデジタルアートは本物である」という証明書を発行する仕組みです。またアート作品は一度売ってしまうと、それ以降の収益は得ることは出来なかったが、NFT(証明書)を付けて売買するとアーティストに手数料が支払われる仕組みも提供することが出来る。
またNFTもブロックチェーンという仕組みが裏で支えています。
スマートコントラクトとは
契約を自動実行できる仕組みをスマートコントラクトと言い、NFT転売による手数料が自動的に支払われる仕組みを実現出来ている。
具体的にNFTを利用する方法
NFTを利用するにはイーサリアムという暗号資産とウォレットが必要となります。この2つを準備できたら、OpenSeaと言われるNFTでマーケットでやりとりすることが可能となります。
今後はNFT単体ではなくDAOコミュニティを利用する際のチケットにも成り得る
最近はNFTバブルも若干、終息気味ですがDAOとの組み合わせて利用することが増えると予想されます。DAOとは?次回の記事で説明していきます。
勝手に小平応援ITエンジニアとして活動中
「ランニングコストゼロのIT業務改善、実装します。」というテーマで東京都小平市を中心に小規模事業者向けに支援を行っています。
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