ピアノの日に思う
今日はピアノの日らしいです。
「1823年(文政6年)のこの日、ドイツの医師シーボルトが日本に初めてピアノを持ち込んだとされる」そうです。
そんな日なので、自分とピアノについて、少しだけ考えてみようと思います。
子供の頃から共に過ごしてきたピアノ。気付けば弾き始めて36年が経ちました。高校卒業間近まで習い続けられたこと、大学に入っても、社会に出てからも、色々あったけれど、それでも離れることは考えたことがありません。
音楽を通して、普通では話せない人とも仲良くさせてもらってます。一緒に音楽をやらなければ、怖くて話しかけることもできない楽しい仲間たち笑。いったん打ち解けてしまえば音楽について熱く語れる善き友であり、善き先輩後輩でもあります。
コンスタントに人前で演奏の機会をいただけていることも運が良すぎると思っています。たくさんの偶然が僕に音楽を続けさせてくれています。
もしピアノを弾かなかったら、どんな人生だったんだろう?もしかしたら何か他の分野で芽を出していたかもしれない。でもその「もしかしたら」の可能性が何なのか、見当もつきません。自分にはあまりこれといった取り柄がなかったから。
音楽を通して自分の性格や考え方の骨子ができたのだなぁとも思います。演奏者として責任を持ってステージに立つこと、その時にピークが迎えられるよう、長い期間をかけて調整すること、常に人に見られ、評価を受けていることを意識して過ごすこと。自信があっても無くても堂々と振る舞うことを音楽を通じて学んだのだと思っています。
そして、今こうやって特定のアーティストを好み、応援するようなこともしていないと思うなぁ。音楽を学んだおかげで、自分が好きな人の音楽のすごさが感じられているわけで、そういった素養がなければ他のアーティストさんと差をつけることなく、まあ好き、くらいの認識だったんだろうなぁ。
え?どれくらい好きかって?もう、やたら好きですね笑
これからも生きていく限り僕は音楽を続けていくでしょう。
歳を取り、色んな価値観を吸収し、この先も人生に花を添えるような付き合い方をしていきたいと思います。
では、また明日♪