保険に用いられる予定利率って何??預金金利みたいなもの??
こんにちは!はせたくです!
生命保険を用いて資産形成を行う事ができるのは周知の事実ですが、実は年◯%といった金利や利回りという形では約束していません。
「予定利率」という言葉があるのですが、この言葉が誤解を招いていることが多くあるようです。
この予定利率は、解約返戻金などの運用利回りを保証するものではありません。
契約者に将来支払う、死亡保険金や給付金に備えて、保険会社は責任準備金というものを積み立てるのですが、
保険会社がどのくらいの責任準備金を積めば良いか、そのために保険料をどれだけ集めたら良いかを計算する上での、保険会社の想定する運用利回りが「予定利率」です。
なので、予定利率と解約返戻金の利回りはイコールとはなりません。
たしかに紛らわしいですが、まったく別物ですので、
「予定利率を年利◯%のように誤解を招くような話をしてくる保険屋さん」にはご注意ください。
これは不勉強だとかで済ませられるレベルの問題でありませんので。
また、加えて申し上げると、上記のような保険屋さんがいる事は事実ですが、
まったく性質の違うものであるにも関わらず、予定利率と投資信託の利回りなどを同列に並べ、優劣をつけようとしたり、
さも保険会社や保険屋さんを悪者に仕立て上げる行為は、上記の保険屋さんがしているそれと同様の行為であるとご理解ください。
よく、ブログやSNSで「予定利率◯%は嘘、実質利回りは〜」などと書いている方がいますが、性質の異なるものなのだから、比較のしようがないのです。
多くの場合、不勉強な保険屋さんが誤解を招いたことが火種のように思いますが。。
繰り返しになりますが、予定利率は、解約返戻金などの運用利回りを保証するものではありません。
保険には経済的な保障を確保するという一番の目的があります。その点では、他の金融商品にはない特徴を有している事になります。
それぞれ特徴が違うのですから、個人的には、保険、投資信託、預金、色んなもの使って資産形成をすれば良いと思います。
何かを貶めて何か上げようする人の言うことは鵜呑みにしない方が賢明です。
今回は予定利率を取り上げました!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
はせたく
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