新型コロナと医療保険
こんにちは!はせたくです!
コロナ禍で少なからず、仕事やプライベートに影響が出ているところかと思います。
僕もがっつり影響を受けている一人です。
↑4/26現在の国内感染情報です。
今回、僕なりに一保険屋さんとしてコロナと保険についての情報発信をしたくて記事にしました。
最近、ニュース等で「病院の病床を確保するために、軽症者は自宅や臨時施設にて療養。」といわれています。
アパホテルさんが宿泊室を提供したりもしていますね!
ではその軽症者とはどのような状態を指すのでしょうか?
軽症は発熱やせき、喉の痛みなどいわゆる風邪の症状がある状態で、無症状の場合も含みます。熱が39.0度でも37.0度でも自宅療養が可能でれば軽症です。
発熱の度合いで、軽症でも辛い思いをしたとの声も聞きますが、残念ながら発熱の程度で重症度が決まるわけではないようです。
呼吸がやや苦しくなり、鼻や口からの酸素投与するための入院が必要となる状態を中等症といいます。さらに呼吸の状態が悪化し、人工呼吸器が必要になる場合を重症と呼ぶそうです。
さらに肺の機能が弱り、重篤な状態になると、ECMO(エクモ)と呼ばれる人工心肺装置を使うこともあり、多臓器不全を起こしたり命に関わる場合もあるようです。
もちろん感じ方は個々人によって違いはあるんでしょうが、個人的には、普段僕たちがイメージする一般的な「軽症」より症状が重たいこともあるのかなと感じました。
では、この自宅療養や宿泊施設などの臨時施設の療養は、医療保険の入院給付になるのでしょうか?
先に結論をお話すると対象になることがほとんどです。
(ただし、保険会社によって対応にばらつきがありますのでご注意を。)
先日このような記事が出ていましたね。
「ホテル・自宅療養も入院扱い 新型コロナで大手生保」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57724280W0A400C2MM0000/
また、日本生命からもこのように発表がありました。
「新型コロナウイルス感染症に罹患されたお客様への保険金・給付金のお支払いについて」
https://www.nissay.co.jp/news/2020/pdf/20200407.pdf
要は、新型コロナに罹患した際、自宅や臨時施設での療養となった場合でも、医師の証明書があれば支払対象となるとの事です。
2020年4月14日現在、保険会社によってこの対応にばらつきがありますが主要な保険会社のほとんどが対応済みです。
そのため、軽症者の方も医師の証明書があれば入院給付の対象となります。
また、今後さらに新型コロナ感染者が増えた場合、新型コロナとは別の病気等でも病床確保の観点から自宅療養となる可能性もあるかと思います。
こちらへの対応もすでに表明している会社もありますが、まだ少数派です。
ひとまず新型コロナに対する対応までは各社しているものの、一歩進んだ先の対応はまだこれから続報が待たれますね。
もちろん、罹患しないことが一番ですが、もし罹患してしまった際に少しでも保険屋さんとして安心が届けられると良いなと思って記事にしました。
最後までお読みいただいたみなさん有難うございました!
はせたく
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