保険料払込免除と資産形成
こんにちは!はせたくです!
皆さんはタイトルにある「保険料払込免除」という仕組みをご存じですか?
ざっくりお伝えすると、「特定の状態になられたらそれ以降の保険料をいただかないというもの」で、この状態に該当した後は無料で保険を継続できる状態になります。
ここでいう特定の状態というのは保険会社や保険商品によって違いがあり一概に言えないに言えませんが、一般的には障害状態(障害等級1級や2級相当)になられたら、というものが多いかと思います。
最近では、三大疾病に罹患し特定の状態になった場合に、保険料の払い込みが免除になる会社や商品も増えてきたように思います。(例:医師に悪性新生物だと診断確定されたら、など)
僕のお客さまには、若くしてこの保険料払込免除に該当された方がいらっしゃいます。
個人情報保護の観点から詳しくはお話できませんが、働きながら闘病している方で収入も前より減ってしまい、保険料の支払いが難しくなってしまうところ保険料が免除され助かったとのお声をいただきました。
また、とある「保障と老後の資産形成を兼ねたような商品」にも加入されており、その保険料の支払いも免除されたことで、保険料を支払わなくても支払い続けた場合と同じ解約返戻金が保証されている状態になりました。
病気になってしまったことは変えられませんが、老後に一定額の準備ができていると思うと安心だともおっしゃっておられました。
保険を用いた資産形成に反対される方は非常に多いです。たしかに保険は保障を準備するものですから、投資を第一に目的としたものではありません。
ですが、反対をされている方の多くはこの払込免除の仕組みをご存じないのではないでしょうか?
「保険を解約して、投資信託をした方が良い」といったアドバイスがSNS上を中心によくされていると思います。(だいたいは信憑性の低いとんでもないアドバイスです。)
僕は投資をすることは大いに賛成です。ですが、つみたてNISAなどの制度を活用するだけで100%大丈夫なのかと言うとそんなことはないと思います。そんなに世の中甘くありません。
投資の初歩中の初歩に「投資先を分ける(分散)」があります。
僕個人としては、その分散先に保険を活用するのは別に悪いことではないように思います。もし予想もしてなかった不幸がわが身に起こっても、投資を続けられなくならないように保障があったり、そんな時でも将来が約束されているものがあれば、とても安心できるかと思います。
相場が読めないように、ご自身の身に何が起こるかなんて誰にも分かりません。
ちなみにこの保険料払込免除の仕組みは保険にしかないものです。
人生は、1年後どころか、明日や明後日だって、自分の思い通りにいかないことばかりです。そんな状態だからこそ、リスクマネジメントは必要だと思います。
保険はあくまで保障を得るためのものではありますが、それだけのものでもありません。知れば知るほど面白い金融商品です。
今回は「保険料払込免除」についてお話しましたが、少しでも皆さんのお役に立てていると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
はせたく
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