出血性貧血と希釈性貧血を見分けるポイント!!
こんにちは、まっしゅです。
出血性ショックで入院している患者🙍♂️
止血処置を得て、
数単位の輸血をして、
数リットルの補液もして、
数時間後の血液検査でHbが下がっていた場合、
本当の出血によるHb低下か、
補液によるHbの低下か、気になるところですよね!
今回は、
出血性貧血と希釈性貧血の見分けるポイント
についてお話ししていきます。
今回のお話は、
当院の集中治療医に聞いた内容になってますので、
医師がどういう目線で見分けているのかが分かるものとなってます。
参考にしていただければ幸いです!
本当の出血だった場合、、、
本当の出血だった場合、
上記の変化を認めます。
希釈性貧血の場合、、、
Hb低下は認めますが、
バイタルサインに変調をきたしません。
また、
上記の計算式から予想Hb上昇値を割り出し、
かつ、循環血液量に対しての補液量が何%に相当するのか(循環血液量5Lに対して、1、2Lの外液負荷があった場合、約25%の血液量に相当)を計算した上で、
現在のデータから大きく逸脱がないことを確認します。
少し難しい話になってしましましたね😢
集中治療医でも、
「希釈性貧血の判断は難しい!!」
といっていました。
「バイタルに異常ないのにHb下がってるな」
ということがあったら、参考にしてみてください!