妄想キングダム 番吾の戦い2


ネタバレありです!


妄想のみで考える「キングダム 番吾の戦い」です。

前回は退場者の妄想でしたが、今回は復活する人です。

誰かといえば、それはもう「壁将軍」しかありません。

そもそも壁将軍は実在はしないのではないかと言われています。

Wikipediaによると「将軍壁死」という1文を「将軍の壁が退場した」と解釈するか「将軍の成蟜が壁塁内で退場した」と解釈するかで内容に大きな違いがでるそうです。

元々原先生は「将軍の壁が退場した」という解釈を採用して壁将軍は早々に退場する予定だったそうですが、「将軍の成蟜が壁塁内で退場した」という解釈も出来るとの事で壁将軍は生き延びる事が出来たそうです。

壁将軍は僕も大好きなキャラクターの1人なのでなんとか活躍して欲しいと思っています。犬戎との戦いでは王であるロゾを討ち取る活躍を見せてくれました。

今回の番吾の戦いでは前回の宜安の戦いで毒入りの井戸水をのんで捕虜にされており、身体も骨と皮だけになっていて、いつ退場してもおかしくない状況です。

楊端和の配下であるキタリの軍勢が番吾の城へ向かったので攻城戦になる事は確定だと思われます。
更に李牧が番吾の城は堅固な城で少数の軍勢で攻めかかっても返り討ち合うだけとキタリの軍勢を無視したのでキタリ軍はかなりの苦戦が強いられると思考えます。

それにキタリは壁将軍の救出を焦っている様子も伺えました。


結果から言えば史実では「秦軍が狼孟と番吾を占領した」とありますからキタリの軍が番吾の城を攻略するのは確定だと思われます。

キタリ軍が敗走して第2陣として楊端和の軍勢が番吾の城を攻略する可能性もありますが、やはりキタリ軍が番吾の城を攻略しなければならない理由があります。(理由というよりは僕の妄想がMAXになる為です)


では妄想を深めます、、、、

番吾の城の地下牢に捕らえられている壁将軍は城外の騒がしさに異変を感じ牢番に問いかけます。

「何が起こっているのか?」
「秦国の山の民が攻め込んできたのだ」 
「山の民だと!?まさか楊端和将軍か?」
「知らん!しかし楊端和の旗では無い、小娘が少数の軍勢で城の周りをうろちょろしておるわ!あんな少数でこの城が落ちると思っているのか!すぐに全滅させてやるわ!戦が終わったらお前達に退場者の墓穴を掘らせてやる」

といったやり取りがあり牢番は去って行きます。


「キタリ殿だ、、、来てはダメだ、この城は少数では落とすことは無理だ。」

と捕虜の秦兵たちは肩を落とします。

キタリの軍勢は攻める訳でも無く、退却する訳でも無くのらりくらりと時を稼ぎ夜を待ちます。そして日が落ち暗くなるとエンポ爺達が城壁を登り城内に侵入し地下牢に閉じ込められている壁将軍達の解放を試みます。

地下牢に到着したエンポ爺達は壁将軍達に内側から反乱を起こし城門を開ける様に促します。

しかし壁将軍達は「今の我々の体力では無理だ、このままではキタリ殿の命も危ない。我々の事は無理をせず退却して欲しい」と伝えます。 

と、これだけでは壁将軍が意を決して蜂起するには少し弱いので更に妄想を深めます。

エンポ爺達は壁将軍達が蜂起しなくてもキタリは壁将軍を救出するために明日は全滅を覚悟で攻撃を仕掛ける事を伝えます。

「どうしてそこまでして、、、、」

壁将軍はエンポ爺に尋ねます、、、、、

「お前が行方知れずになった時のキタリの悲しみ様は兄のカタリを失った時のようだった。そしてお前が生きていると知った時に共に力を合わせて戦った仲間を必ず助けると誓ったのだ。わしらの仕事はここまでだ、後は自分達で決めろ」

と壁将軍に伝えて去って行きました。

犬戎との戦いの回想シーンが入り壁将軍は決心します。

「このままではキタリ殿を無駄に退場させてしまう、我々が退場する事になってもキタリ殿達がは必ずたすける!」

そして骨と皮だけになった兵達に檄を飛ばします!

「必ず秦に帰るぞ!今こそその時だ!」

捕虜達の士気はMAXに高まり壁将軍はフラフラになりながらもボスキャラを倒します。

城門の様子が分からないキタリ軍は明るくなったら直ぐに城門に突撃出来る様に陣形を整え朝日が昇るのを待っています。

そして城門の向こう側から徐々に太陽が昇り始めます。城門に向けて突撃をしようとしたその時に城門がゆっくりと開きました。

昇る太陽の逆光の奥に見えたのは槍を杖にした壁将軍の姿でした。

という展開を妄想するだけで涙が止まりません。

ひょっとしてあるかもの逆パターンとしてはキタリを守って壁将軍が退場というパターンですが、、、まぁ壁将軍が好きという読者も多いのでここは退場者無しのパターンになってくれたら嬉しいです。

そんな事より、壁将軍は良家の出身との事なので早く姓を明らかにして欲しいです、、、、、



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