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なぜ山に登るのか?
「山」をテーマにする投稿者にとって、初めての投稿にこんなにもふさわしく、こんなにもベタな話題はないでしょう。もはや手垢のつきすぎた話題でありつつも、やはりこれに関しては語っておきたいのです。
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筑波山にやって来ました。首都圏からの近さと手軽さ、山頂からの絶景も相まって老若男女に人気の山です。てこてこと歩き、彼らが山をゆく姿を見て「なぜ自分は山に登っているのか?」と改めてそんなことを考えてしまいました。「そこに山があるから」などと陳腐of chickenなことを言うつもりはありません。まあそれもあながち間違いではないか・・・
実際何が山歩きの魅力かと問われると、意外と答えに困ってしまいます。景色がいいから?ご飯が美味しくなるから?体を動かすのが楽しいから?どれもその通りかもしれません。 でもでもしかし、月に何回も山へ突き動かされる原動力はそこじゃないという感覚もあって、これは山歩きを身をもって味あわないと分からない何かなんでしょうね。
この感覚をうまく説明するのは難しいです。しかし少なくとも、こうして物思いに耽りながら山を歩くのが、豊かで大切な時間なのは確かです。物思いは加速します。
実際問題、山歩きなんてものは自分含め多くの人にとってはいち趣味にすぎません。こんな事しなくてももちろん生活はつつがなく続いていきます。でも山を歩くこと、それは起き抜けのコーヒーや昼食のカレーを彩るスパイス、特別な夜に降りそそぐ少しのシャンパンのように、間違いなく日々を豊かにするのです。
僕たちは人間であり、文明の中でないともはや生きてはいけません。一方、どこか本能に近い部分で自然との繋がりを求めているのかもしれません。だからこそ山を歩くと落ち着くというか、フラットで研ぎ澄まされた感覚を得られるのでしょう。 とりとめもなくなってきたので、この辺にて…
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あー下山後の風呂KIMOTIEEEEEEE!!!
からのビールUMEEEEEEEEEEEE!!!!!
どう考えてもこのために登山してるわ!!!
シャンパン夜に降り注いでる場合じゃねえぞ!!!
……
おっと取り乱しました。
山のこと、旅のこと、そして酒のこと。
そうでないこともじっくりことこと。
語っていきます、どうぞよろしく。