就活に迷う。専門学生の苦悩。
今日は17時頃から学校に向かい、来週の講評のために作品を仕上げ、設置してきた。
授業が終わって半分自由登校のようになってから、一日しか始業時間に学校に行っていなかったが、それでもなんとか卒業はできそうだと安心している。
クオリティは決して高い方だとは言えないかもしれないが、とりあえず完成させることができた。
一つは頑張ったなと思える作品もあるから、少しは締まって見えるのではないかと思う。たった一つでも、自分が納得のいくものを仕上げることができてよかったな。
学校に行ってきて、突然ポジティブになっている私だが、今日の16時までは本当にネガティブを極めていた。
ここ数日、生理で特に体調が悪く、貧血のせいか眠くて眠くて仕方がなかった。今日も一度起きたのに14時過ぎまで寝てしまって、こんなんで社会生活送れるのだろうかと不安に思っていた。
もう無理だ。ガラスも無理。楽に生きたいよ。
GRAVITYというアプリを開いて時間を消費する。
知らない人に話を聞いてもらって、褒められて安心する。なんとも非生産的な行為だけれど、落ち込んでいるときは辞められない。救いになっているようなきがする。
就活どうしよう。肉体労働で先も見えなくてお給料も安いし土日休めないガラスなんてやめて普通の仕事して結婚したい。なんて。
どうせ何しても辛いならガラスやっていた方がいいのかなぁ。
楽は仕事はあるよ。仕事は楽な方がいいよなぁといわれると、そうだよな。絶対そうだよな。と思いなおす。
楽な仕事なんてないっていうけれど、私はあると思うし、適正も存在すると思っているから、自分に合っていて苦じゃない仕事は必ずあると思っている。
だから、インフラエンジニアを目指そう。お給料もいいし、みんないい待遇の仕事を知らないからやってないだけで、あるところには楽で稼げる仕事はあるはずなんだ。
そう思う私はバカなのかな。騙されやすい方なのかもしれない。
この学校に来てから、色々と考えが変わってきた。
例えば、オリンピック選手や芸能人みたいな華々しい世界にいるような人は本当に一般人が羨ましく思ったりするんだろうな。とか、なんだかんだ文句いいながら働いてしまうだろうけど、会社に雇われて働く普通の人が一番幸せなんだろうなとか、なんかそういうことを実感として感じるようになった。
後者の例は本当に、気質だとか、人によって、そんなことないこともあるとは思うのだが、なんというか、なんとなくこういったニュアンスのことを思うようになった。
スティーブ・ジョブズが死ぬ間際に、仕事にあけくれた時間なんかより家族を大切にする時間をもっととればよかった。みたいなことを言って亡くなっていったように。
私は、普通がどれだけ幸せなのかということを感じるようになったのだ。だからこそ、今、悩んでしまう。
普通にお給料をもらえる仕事に今のうちについて、キャリアを積んでいけば、育休なんかもとれるかもしれないし、仕事に復帰することも難しくないかもしれない。すきなことしてていいよねなんて、何もわからない雇われの人に言われることもないだろうし、肉体疲労もないデスクワークがしたい。
でも、そこには目標があるわけではない。楽したいというだけで方向を変えていいのだろうか。楽だとも決まっていないし。
農協で働いていた時は、仕事内容にはそんなに不満がなかった。PCでするルーティンワークはできるから何も考えずに楽にできたし、褒められる方だからまぁまぁ楽しかった。ただ、暇だし、孤独で、いつかはここをでるんだしと思ってやめたけれど。
これでまた、普通に働き出したら、暇で、つまらない人生だななんて思ってしまうのだろうか。今は友達や彼氏がいるからあの時のように孤独で苦しむこともないけれど。
もしかしたら、私が特殊なことをやっていて、充実して見えて、面白い人だからよってきてくれているだけなのかもしれない。という気持ちはずっとある。今の彼氏なんか私が学校に通いだしてからであったわけだし、なんか面白いことやってるからみてみたいと思ってくれているだけで、普通に働き出したら私の価値は落ちてしまうような気もしている。
だって、私も昔は、自分の好きなことをやってる人っていいなって思っていたし。
考えたって仕方がないのだけれど。
普通の幸せを教えてくれたから、だからって普通に幸せになろうとしたらつまんなくなって去って行ってしまうのかもしれないななんてジレンマ。
でもあっちはわかってないんだろうけど、普通じゃない生き方をしようとしたら普通の人とは合わなくなっていってしまうんだよ。価値観とか、時間とか、色々なことがきっと合わなくなっていってしまうんだ。
なんかもう、一緒の土地で穏やかに暮らしたいって思うけど、やっぱりいつまでも自分の軸は持っていないといけないんだろうなと思う。
だから就活も迷ってしまう。自分はどうしたいんだろうか。
楽はまだ、しないでいたほうがいいのだろうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?