移植5回目
前に書いたnoteから1年ぐらい経ってしまった。
私はまだ妊活中だ。
前回noteを書いた自分はすごく妊活にキラキラした気持ちを持っていたと思う。
いわゆる、妊活ハイ??(そんな言葉あるのかな?w)
でも、治療はうまくいかず気持ちもスッと落ちてしまった。
3月中旬にまた移植5回目に挑戦する。
自分の妊活記録を久しぶりに書いていこうと思う。
2023年1月から自費診療で始めた体外受精。
タイミング法と人工授精を6ヶ月してみてすぐにステップアップした。
体外受精にステップアップしたらすぐに妊娠できると思って始めて、
もう1年経った。
思い描いていたように採卵の数も取れず、胚盤胞に1つもならず。
帰りの電車で泣いて帰った日もあった。
自費では2回初期胚移植をして、陰性で終了。
保険診療での治療で再スタート。
保険診療が始まったばかりの時はふりかけ法からスタートしなくてはいけなかった。それが功を奏して、胚盤胞にまで育つようになった。
刺激方法が自費の時より弱めだったので、成熟卵は1〜2個しか取れなかったけど、
私の卵には顕微よりふりかけ法の方が合っていたらしく、胚盤胞移植が出来るように。希望が持てた。
保険採卵1回目:ふりかけ法で3AAの胚盤胞1個。移植時4AAで陰性。
保険採卵2回目:PICSIで顕微授精。凍結ゼロ。
保険採卵3回目:ふりかけ法で3AA・4AB(6日目)
移植時は5AAでSEET法もしてBT12陽性から科学流産。
トータル5回目の移植で初めての陽性。
BT12でHCG714という順調な数値だったけど、その後胎嚢確認出来ず科学流産へ。1週間だけ母にさせてもらえた幸せな時間だった。
化学流産後、なかなか下がらないHCGに焦りを感じていた時、クリニックの看護師さんから「私のことまだ忘れんといてって卵からのメッセージやわ。」と言われて、心と身体の整理が必要なんだなとも感じた。
それからお休み期間の間EMMA ALICE検査をして、ラクトバチルスが0%という数値を叩き出し、子宮環境を整えてからまた移植へ。
6日目胚盤胞ということもあり、私から希望して2段階移植をするために初期胚を採卵。
11月の化学流産から4ヶ月、ようやく移植周期に辿り着いた。
不妊治療をしていて思うことは、妊娠って本当に奇跡の連続。
そして、自分の負の気持ちと向かい合う場面が本当に多い。
採卵しても卵がうまく凍結できるとも限らない。
胚盤胞になっても陽性が出るとも限らない。
陽性が出ても順調とは限らない。
うまくいかない状況に打ちひしがれている時に、友達からは出産報告があったりもする。
マジで泣ける。
パートナーとの関係は本当に強固になったと思う。というより、私が支えられすぎて相手には負担かけていると思うけど、夫という人間じゃなければこの治療は成り立ってないと思う。夫の検査結果はどんどん良くなっているし、知らないところで健康に気をつけてくれているらしいから、私の卵が数少なくても毎回受精成績が良いのは夫のおかげ100%だと思っている。
夫婦で妊活しているという気持ちが持てるだけでもありがたい。
あと2週間後には移植終わっている。
久しぶりに自分で振り返ってみて、よく頑張ってると思う。
ほんと、頑張ってる。
そして毎回思うのが、不妊治療をしている世の中の女性達を抱きしめたいという事。みんなよく頑張っている。自分を褒めて毎日過ごしてほしい。