努力しているのに成果がでない理由と成功の秘訣
今回は努力をしているのに成果がでない理由と対処について話したいと思います。 これを読んでくれている方の中には日々、勉強や仕事で頑張っているにも関わらず、成果がひまひとつで思い悩んでいる方も多いと思います。
例えば学校の教科で英語が苦手で頑張っているにも関わらず、点数が全然上がらない。 会社で出世するためにスキルを身に着けようと頑張っているにも関わらず全く頭に入らない。体を鍛えるために筋トレを始めたがなかなか続かないなど。
では成功者と呼ばれる人たちは努力をしていなかったのでしょうか? おそらくそんなことはほぼないでしょう。 ではなぜ自分だけ成果がでないのでしょうか? やり方が悪いのでしょうか? それとも根本的に頭が悪いのでしょうか?
確かに、世の中には記憶力などがズバ抜けて凄い人もいます。 ただ、先天的な能力をもった人たちだけが成功者になっているわけではありません。 むしろ少ないのではないのでしょうか?
結論から言います。
今悩んでいるあなたの努力する能力と気力があればほとんどのことは解決できます。
これを読んでいる方の中には思っている人がいるはずです。「そんなことないよ。やってる人はもっと努力してるし、要領よくやってるはずだ。」と。
違います
こう思った方は、人より倍努力しないと普通の人に追いつけないと思っていませんか?これは全体的、あるいは部分的に自己肯定感が低いことが考えられます。「俺はもともと頭悪いし、要領わるいからなあ」とか「この分野は昔から苦手なんだよなあ」と思いつつ、必要に迫られてやらざるを得ない状況でひたすら努力する。
これって地獄ですよね。
「でも実際そうなんだから仕方ないじゃないか。自分みたいな平凡な人間はやるしかないんだよ」と思うかも知れません。
そんな方に自分の経験をもとにちょとしたアドバイスをしたいと思います。
そもそも努力って何でしょうか?
ここにたどり着いた皆さんは成果がでていないのにも関わらず、途中であきらめずに努力でここまで頑張ってきているのですよね?
一方、ビジネス成功者やイチローのようないわゆるトップアスリートも同様に努力をしたはずです。
何が違うのでしょうか?
努力の種類です。
あなたの努力はただ我慢をしているだけです。我慢をしているので体も精神も拒否をしているのにもかかわらず思考で無理やりやっているだけです。そりゃ記憶もできないし、使えないし、効率が悪いはずですよね。
では成功者の努力は何なのでしょうか?
彼らにとって辛いのに毎日寝る間も惜しんで勉強することや練習をすることは努力じゃないんです!彼らにとって努力とは目先の新しい楽しみを見つけることなのです。ここが私たち凡人と違うところなんです。さらに重要なのは自分の性格を分かったうえで努力の方法を見つけることです。
筋トレを例に説明します。
「筋肉ついたらカッコいいけど筋トレ面倒くさいよね」と多くの人が思っていると思います。実際、ジムに通ってみたは良いものの徐々に通う頻度も下がり、結局やめてしまったという人も多いのではないでしょうか?ここにたどり着いたあなたならそんな状況でも思考を奮い立たせ、ジムに通い続けました。しかし、周りの人を見ると明らかに自分は成長が遅く、多くの人に追い越されてしまっています。もちろん、他人と比較する必要はどこにもありませんが、会社で同期が出世したり、学校の仲間のテストの結果が良かったりしたら実際問題少し劣等感を感じますよね。ここであなたは辛いにも関わらずさらにジムに行く回数をふやしたり、ウェイトを重くしたり、Youtubeで効率の良い方法を検索したりします。確かに、頑張った分の成果は多少はでました。でもどんなに頑張っても自分の理想には近づけず努力が報われた感じはしません。
これが現在のあなたの状態です
おそらく成功者(ここでは理想的にトレーニングができている人)は筋トレに対してやっていること自体はそんなに変わりません。
ただ辛くないんです
成功者は知っているんです。自分は辛いことは嫌だし飽きやすくてなかなか続けられないことを。ならば「どうやったら自分は続けられるのか」という努力をしているんです。
そこである成功者は考えました。ネットで調べると一番効率が良いのは週2,3回と出ているが今の自分はこのペースで続けられる感じがしない。性格的に生活習慣にしないと続かないだろう。重さも初めは軽めで無理のない時間内でやろう。フォームとかやり方は余裕がでてきたら気になってくるはずだからまずはジムに行って気持ちよくなる方法を優先しよう。それでも早い段階で成果を感じられないと我慢しないといけなくなるから、プロテインとかも積極的に取ろう。肝臓に負担がかかるとかいうけどタバコ、酒よりははるかに体によいもののはずだ。
結局、この人は自分の性格を考えつつ、筋トレを嫌いにならないことを最優先事項として計画を立てました。これがこの人の努力です。もちろん、この人にも辛いことや我慢することはあったと思いますが土台部分で筋トレを嫌いにならないということが維持できていたので一時的なもので済んだのです。
この心の余裕がいろいろなことに気づき、記憶力も向上しパフォーマンスを上げます。これが大きな差となって将来現れます。
自分の性格を理解しなければ自己肯定をする事もできません。
あなたは耐えることを努力と勘違いしてませんか?
自分をうまくコントロールする方法を見つけることが努力です。新しいことをする場合、まずコントロールする方法を時間をかけて見つけ、それから挑むとよいでしょう。常に気持ち良い状態でもっていきましょう。なかなか探し出すのは難しいです。それが努力です。今まで耐えてこれたあなたなら間違いなくできるはずです。