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胚移植までの道(ホルモン補充周期前編)
ホルモン周期を余儀なくされた私は、
元々予定していた年末年始の母との旅行で
お酒を気にせずに飲めることに小さな「やったー」
を感じつつの、正月の義実家帰省がすこーしだけ気まずいなとか
この頃煩悩していたのも束の間に、
流石に師走。
仕事が多忙を極める。
もう仕事に生きてやる。
とこの頃まあまあ不貞腐れていた。
その間に自然にやってくる生理を一回見送ると、
ピルの飲用を始める指示を受けた。
それを2週間飲み切ると、やがて2-3日後にまた生理が来るようで、
そこからホルモン補充をしていくために、
エストラーナテープというものを2日おきにお腹に貼り替えたり、
自分で入れる膣剤を1日3回ほど持続で入れたりする日々がやってくるとのこと。
正直一回の説明で何が何だかとてもじゃないが、
全く理解できなかったのである。
とりあえず生理が終わったらピルを飲み、
それが終わってまた生理が来る。
で1-3日目までの間に受診しないといけない事だけを念頭に。
ただでさえ忙しい年末年始に生理が2回も来るなんて…
正確には12月24日よりピルの飲用が始まり、
年を跨いだ1月10日あたりに生理が来て、
その直後にエストラーナテープが始まった。
どうでもいいが、2022年は私にとって本厄。
1月2日早々、義実家にてまだみんながいるっていうのに、
ダイナミックに胃腸炎をかます。
巨人Kの幼馴染たちとの飲み会もブッチってのトイレ引きこもり。
からのおむつ生活。幸先が良すぎるだろこれ。
そして怒涛のようにやってきた仕事始めの多忙期。
と思いきや、あ。こんにちわ生理さん。
2週間で来るんだったね。その前にセルフから始まるエストラーナテープ。勝手わからず1枚だけ貼ったら翌日病院でしっかり指摘を受ける羽目に。
そして病院に行くと、さらに追加のテープを60枚渡され、
このまま行くと1月末には1回目の胚移植だろうということだった。
ようやく…!!!
ついにか!!!!!
ようやく待ちに待った希望の光が見えた矢先に
なんと巨人K会社でコロニー発生。からまさかのBINGO。
恐るべし厄年。まだ1月だっていうのに、目白押しじゃないか。
この頃はまさかオミクロンがここまで猛威を振るうとは思わず、
まだ周りの目をビクビク気にしていた。
移ったら胚移植が間違いなくなくなることから、
昼間ホテル隔離で仕事からの夜ソファで寝泊まりを1週間過ごし、
なんとか移る事なく乗り切る。
我ながらなかなかの免疫力だと誇りに思う次第だ。
これで無事に1回目の胚移植ができるとほぼ確信し、
この辺りから待ちきれない気持ちが大量発生し、
煩わしい2日おきのテープ生活や1日3回もしないといけない膣剤の弊害も乗り越え、希望に満ち溢れた日々を過ごしていた。
予定だと、ちょうど誕生日の日に1回目の胚移植だ。
縁起がとてもいいじゃないか。