庶民感覚の欠如

10月23日時点では、Twitter上で「庶民感覚の欠如」が話題になっています。それについては、以下の記事が発端となっているようです。

J-CASTニュース
令和おじさんは「3000円パンケーキ」が大好物 菅官房長官の「金銭感覚」に賛否両論
https://www.j-cast.com/2019/10/21370549.html

内容を要約すると、以下の通りです。
・菅官房長官は、ホテルニューオータニの3000円のパンケーキが大好物
・1~2か月程度に1回の頻度で訪れ、パンケーキを食べている

単純に3000円のパンケーキは、個人的には「高いな」と思いますよ。
でも、パンケーキを食べる、食べないについては、私はあくまでも「個人の自由」と考えており、わざわざ批判する必要はないと思います。

しかし、そのことがTwitterで批判されました。

これをもとに、Twitter上では大騒ぎ

批判的な意見も多い一方で、今回のケースでは、むしろ賛同する意見の方が多い印象です。

さらに、「庶民感覚の欠如」については、こんなツイートも

3000円のパンケーキじゃないけど、我々も日頃の息抜きとして、ちょっとしたぜいたくを味わうことがありますよね。

このツイートが多くの人たちの共感を呼び、Twitter上では「庶民感覚の欠如」が「おすすめトレンド」にランクインしました(10月23日時点)。

菅官房長官は、3000円のパンケーキが大好物であること。
それ自体は先にも述べたとおり個人の自由であり、我々が「あーだこーだ」と論じる必要はないと思っています。

むしろ、今回のケースは、れいわ新選組の渡辺てる子氏のツイートによって、議論がわき起こったといえます。
このツイートは、3000円のパンケーキを食べることについて批判的です。

しかし、何も毎日のようにお高いパンケーキを食べているわけではなく、1、2か月に一度の頻度で食べているだけであるため、批判の対象には値しないと思います。

そして、菅官房長官が3000円のパンケーキを食べることは「日頃のごほうび」ととらえている人が多いのが印象的でした。

「3000円のパンケーキ」を通じ、客観的な視点で物事をとらえる人が多かった、という事実を知ることができたのは大きな収穫です。

問題に直面したときに大切なことは「客観的な視点」です。そんな視点を持つ人が多い日本は、まだまだ健在であると私は考えます。



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はるぞらの令和観察
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