パイオニア　青白コントロール（第2部）

という事で、年明けて1月11日、12日と連日パイオニアの大会に参加してきた感想です。結果から言うと

負けました！

年末に楽々とスイス1位抜けしたのはなんだったのか。まぁたまたま勝ってしまっただけでしょう。

大会結果

1月11日　すまいるキング安城　参加者28名だったかな？
ロータスコンボ　×〇×
バーン　×〇×
緑茶単　×〇〇
グルールアグロ　〇〇
青黒コントロール　〇×〇

0-2スタートからの3-2でTOP8に残れるわけもなく、13位で終了。

1月12日　アドバンテージ大須　睦月王戦　参加者43名
青白スピリット　×〇〇　（優勝）
青赤魂込め　××　（準優勝）
5cニヴミゼット　〇××　（TOP8）
青赤魂込め　××
赤緑吹き荒れる潜在能力　〇〇
トーブランレッド　〇〇

3-3で終了。
ここから前回の記事と反した内容が多く含まれますが、あくまでも感じた事なのでそういう考え方もあるんだくらいの方がいいと思います。

評価が変わったカード

・選択（UP）、検閲（DOWN）
　メタの上位にいる早い相手（赤単、黒単等の単色系アグロ）を中心にそもそもカウンターが非常に弱い。サイクリング出来るものの、その前提で動くなら選択の方が強い。欲しいのは除去。ただ、環境が遅くなり、メタ上位がミッドレンジ以降のデッキが支配するのであれば採用に値すると思います。今はあまり良くない。

・吸収（DOWN）
検閲と同様の理由でカウンターが弱い事が多く、先手と後手で強さがかなり変わりやすい。また、アグロに対して廃墟の地やガイアー岬の療養所を採用している事から、青青白を捻出する事が出来ず、アゾリウスの魔除けと合わせて5ターン目にあると青青青白白という謎めいた命令もビックリのマナ拘束になるため地獄である。もちろんアグロに対して吸収の3点ゲインは強く、特に赤単に対しては実質1:2交換なため非常に強い。その点を加味するとメインボードの確定カウンターの枚数は減らし、サイド後にやや厚く取る方が良いかもしれない。また、カウンターの選択について悪意ある妨害や不許可を採用する可能性が十分にありえると思われる。

・アズカンタの探索（微DOWN)
　前述した通り、早い相手には2ターン目には除去を打たざるを得ない。じわじわとゲームが長引くほど効果は得てくるが、その前にやられてしまう事の方が多いと思われます。残念ながら積んでも1枚。しかし、ミッドレンジ以降のデッキや、ミラーでは非常に頼もしいカードになります。

・覆いを割く者、ナーセット（微DOWN）
　必要だとは思ってはいるものの、現状は3ターン目プレイから至高の評決を探しに行く事が多い。

・思考を築く者、ジェイス（UP）
　黒単等横並びが中心のデッキが多くなればなるほど忠誠度プラス能力の価値が生きてくる。

・残骸の漂着（UP）
　こちらの盤面にPWがいると、倒すためにフルアタックを誘いやすいが、しかしケアされると滅茶苦茶弱いので、いかに何も持ってない感を出すかが重要です。

・太陽の勇者、エルズペス（UP）、奔流の機械巨人（DOWN）
　どちらも青白コントロールの主要なフィニッシャー足りえるカードですが、エルズペスが3体のトークンを並べる事により地上のクリーチャーをほぼ単体で止める事が出来るものの、奔流の機械巨人は墓地に有用なインスタント呪文（時を越えた探索、残骸の漂着等）がないと、ただの瞬速持ちのでかいクリーチャーです。また、覆いを割く者、ナーセットでハズレになってしまうため、悩ましい所です。ただ、奔流の機械巨人のいい点としては、対赤系から確実にサイドインされる丸焼きが効かない点は非常に良いと思います。環境が早ければエルズペス、遅ければ奔流の機械巨人で良さそうです。
　

ピックアップ

・疎外、空の縛め、封じ込め

　一部の界隈でちょっとだけ話題になっているかもしれないカード。
　疎外は1マナのカードをインスタントタイミングで追放する事が出来るため、黒単が環境のトップメタであれば納得の1枚。逆に他のデッキには全然効かないため、メタゲームによる。
　空の縛めはエンチャントのため、ソーサリータイミングでしか使う事が出来ないものの、パイオニアの剣を鍬に、流刑への道になれるかもしれない。ただ、相変わらずシステムクリーチャーには絶望的な弱さである事は忘れてはいけない。
　封じ込めもシステムクリーチャーに弱い点は同じであるが、タップ能力持ちのものは除去する事が出来る。
　昨日は青赤魂込めに2回負けてしまっているが、ここらへんのカードは実は悪くないかもしれない。むしろ封じ込めに関しては、ダークスティールの城砦に魂込めがついて破壊不能5/5になり、神聖なる協力が効かない状態であっても、石とぐろの海蛇にアゾリウスの魔除けが効かなくても完璧な回答となる。（むしろ時を解す者、テフェリーで再利用可能）

とりあえず、思いついたところはこんな所で。

追記

AustinのPTQ6位に青白コントロール（副陽の接近）

無色土地が入っておらず、吸収ががっつり4枚。メインから残骸の漂着まであり、納得の構成。

別段ですが、MOでパイオニアやれるようにしたので回してます。現状こんな感じで回してます。