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7月に読んだ本

キャリアコンサルティングとタロット占いについて、日々ゆるく考えている人間が書いています。7月に読んだ本の感想メモの中で、特に書き留めておきたかったものを残しておく。3冊分。

パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる

安斎勇樹さんの本、出たらだいたい読む。YouTubeでミナベさんに「東大の先生」って呼ばれてホントに嫌がってそうな感じが好き。
いろんなパラドックスの例を書いてくれてる中で、そうなんだよな~と思った例。

「チーム全体を尊重したいけど、少数派の個人も尊重したい」

『パラドックス思考 ─ 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる』P165

「〇〇だけど〇〇」という状態をどうやって扱うか、いろんな考え方を提示してくれている本。キャリアのことで悩むときってこういう「〇〇だけど〇〇」(〇〇には給与アップしたい、時間ほしい/ない、スキルほしい、プライベート大事にしたい、働きたくない、とかが入る)な考えになってグルグルしがちだと思うので頭の中整理するのに役立ちそう。
タロットでカード引いてみた時も「なんでこのカード一緒に出る・・・?」って迷うことがあるけど、そういう時もまず、困るんじゃなくてパラドックス思考するのが大事そう。

キャリアづくりの教科書

一生使えるかどうかはちょっと分からないけど、ほんとに「教科書」だなと思った。「あれのことはどうかな~」と思ったことだいたい書いてある。キャリアコンサルタントの勉強始めてから「キャリア」について書いてる本を読むようになった。「キャリア」について書いてる本の中で、「事例」を書いてくれている本は本当に助かる。自分があまり知らない業界、職種、職位や立場についてはやっぱり考えが浅くなったり自分の想像だけで考えてしまう危険性があるので事例の数を多くためておいて丁寧に会話できるようになりたいと思う。
あと、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、著者さんは全くそんなつもりないと思うけど、どうしても、ハイキャリア(を目指す)の人を対象にしてるように感じてしまった。(ハイキャリアって言葉、あんまり好きではない。最近YouTubeの広告で「ハイクラス転職なら!」みたいな広告が何回も流れてきてだんだん嫌になってきた。とばっちり。)

図解 「いいキャリア」の育て方 「5つの資」から考える人生戦略

自分にとっていいキャリアってなんだろ?を考えること自体が結構大変だと思う。だからなるべくたくさんの人の、「自分にとっていいキャリアってこんな感じだと思ってる」を聞けたらいいなと思ってる。
本の中で、「キャリアは我慢大会ではない」って見出しがあってすごくよかった。我慢大会してたら急に何もかもどうでもよくなったり、他の人を恨みたくなったりする。

関係ない話

ChatGPTの会話した内容をパッと共有できるって今日知った。
(自分が打ちこんだ内容見返したら、有効って書きたかったのに有能って書いてるところ見つけた……。)



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