CLS高知 第9回にスタッフとして参加したよ
CLS高知とは?
2018年に初めて開催されてから、コミュニティリーダーズサミット(CLS高知)は、いつも新しい発見、体験を参加者に届けてきました。CLS高知は、従来の枠を超えてつながる「コミュニティ」で活躍する人たちが、"課題先進県"と言われる高知で一堂に会するイベントです。 コミュニティで中心的役割を果たす人たちが、それぞれの志や課題を知ることで「外のものさし」を手に入れ、新しい活動やコラボレーションを生み出すことを目的としています。 150年前の日本の「維新」の成功を支えたのは、藩という枠組みを超えて志を持つ人たちの人的なネットワークでした。今、急激な人口減少や、地方における様々な難局に対して「答え」を出していくのも、従来の枠を超えてつながる「コミュニティ」がベースになっていくでしょう。 全国で活躍する皆さんの参加をお待ちしています。
今回のテーマは「ムーブメントの起こし方」
私自身が社外のコミュニティに参加するようになって10年ぐらいになります。外のものさしに触れて、自分自身や所属組織の「イケてない部分」に気づいて知る苦しみを味わいました。また社内に情報展開をしてきたのですが、なかなか理解してもらえないし声を上げまくると周りからウザがられる気配も感じてきました。越境学習入門にある「越境学習者は二度死ぬ」というフレーズがとても沁みます。
今、弊社ではやがてやってくる収益構造の変化を乗り切るために、若手を中心に新規事業創出に取り組んでいます。今年の全社スローガンは「境界を越えよう Beyond Borders!」となっており、 これに取り組む若手に越境学習の良さを伝えるため、しっかりと言語化しておきたいという思いがあって参加しました。
当日はスタッフ参加
私は第1回からスタッフとして活動しているのですが、ここ1年半は仕事の「新型コロナワクチン接種Web予約システム」で右往左往してます。そんな理由で第9回も事前準備には加われず、当日は現場のカメラ担当しました。今回は久方ぶりに前夜祭・本編・懇親会とリアル参加できたのがとても嬉しかったです。
余談ですが、この↑件でクラスメソッドさんにご助力いただく事になったのも、このCLS高知で横田さんとお話してAWSの事で困ったら絶対ここに助けてもらう!って決めてたからです。クラメソさんの技術コンサルのお陰で大過なくサービス提供ができています。クラメソとコミュニティに感謝です。
本人が楽しむの大事
各セッションごとに刺さるキーワードが盛り沢山なのですが、個人的にはセッション3の小野さんのこの言葉が一番刺さりました。
まず自分自身が楽しそうな振る舞い、雰囲気を全力で出す!
これは企業のDXなんかでも同じではないでしょうか。どんなに有益だと思ってやっている事も「眉間に皺寄せてやる」と周りは巻き込まれていかず、苦しさだけが伝播してムーブメントが起きないと感じました。
コミュニティを通じて越境学習というか「野生の学び」を体験したら、それを楽しく周りに伝えていかないといけないですね(自戒を込めて)。
今回嬉しかった事① 「窓」の阪井さんとの再会
阪井さんは3年前コロナ禍になる直前に開催したフューチャーセッションin高知で体験した「窓」の作者でめちゃめちゃ熱い面白い方です。
フューチャーセッション開催当時はオンライン授業やZoomがどうのってなる前の世界観の中でして、オンラインでファシるのことの難しさ、空気感の捉えにくさ、違和感をずっと感じていました。だから当日の会場で「窓」を挟んで座った初対面の高校生同士が自然に雑談を始めたのは、ものすごくインパクトがありました。フューチャーセッションのワークを通して気配を感じることのできる「窓」に惚れてしまいCLS高知にお誘いしたのですが、登壇という時にコロナ禍が本格化してしまい、しばらくお会いできてなかったのです。
この3月に私も大好きメタルギアシリーズの作者小島(こっちは「こじま」)監督のとこに「窓」が入ったツイートを見て、いよいよ「窓」の時代がやってきた事を予感したら…
なんと、CLS高知でお馴染み「のざたん」こと野崎先生が勤務する学校に「窓」をインストールしちゃいました。高知でも気軽に「窓」が体験できるのです!地方の学校に「窓」があることで、さらなる変化が起きそうな予感がします。
阪井さんにはLTで登壇いただいたのですが、「いのちをちかくする」熱い想いはCLS高知参加の皆様に刺さりまくっていて、懇親会でも「窓」を色んな方に熱く語ってました。コミュニティの方々は「会う」意味にすごく敏感だと思うので、他のオンラインコミュニケーションツールとの違いは体験さえすればすぐに凄さを理解できると思います。
今回嬉しかった事② 「日本のDX最前線」の酒井さんにお会いできたこと
今回セッション1でモデレーターを引き受けてくださった酒井さんにお会いできました。思うところがあって、ここ2年ぐらいDX本を色々漁っていたのですが、酒井さんの本で取り上げているDX事例は「人」が中心で、私にはインタビューの数々が「応援歌」に感じれてとてもとても好きだったのです。
私は昔からアジャイル開発に惹かれて、でも自分の現場にインストールできずボッチで苦しんだ時期があります。DXもアジャイルも「持続的変化を自分たちでコントロールしていく」という点で通底していると思っています。アジャイルの方法論に固執して方向を見失ったことのある自分には「こうすればDXは成る」って方法論にはちょっとモヤっとしてしまうのです。
お手本となる方法論をしっかりと掴む事は確かに大事です。でも、いざ実践する段になりDXの荒ぶる四天王に疲れた方はこの本ぜひ読んでみてください。
今回嬉しかった事③ 弊社の若手が参加したこと
スタッフやってたのであんまし会話できなかったのですが、今回弊社若手社員が参加してくれました。冒頭のキックオフで我らが隊長が紹介してたTECH TECH 高知で頑張っている子です。
社内のYammerでも色々と書き込んでくれるし、色々と期待すると共に、越境学習者の苦しみを少しでも和らげてあげたいなぁと思います。まとめブログ書かないかな。
次回はいよいよ10回目!
次回は10月15日。接種予約も一段落するはずだから、ガッツリ行くぞー!