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フューチャーセッションin高知に向けての思い(3/3)

令和時代の「信頼社会」行動戦略

これまで体験してきた事から今私が採っている行動戦略について、お話したいと思います。なぜフューチャーセッションを高知でやりたいと思ったのか、コミュニティの運営になぜ携わるか、なぜファシリテーションを学ぶのかということの説明にも合わせてなっています。

信頼優位の社会というのは、その都度一緒に動く仲間を見極め、信じて行動し、チームに何が提供できるのか、受援力を高め助けてもらうにはどうすればいいのかという問題を常に意識しなければならないと思っています。そういう行動を取る時に、どうやってその能力を高めていくかについて述べます。

正直、ちょっと上から目線なのは、息子にそうあって欲しいという願いからでもあります。書き方が鼻につくようでしたら、すみません。

①アウトプットすること

これからは終身雇用が崩壊するとか、フリーランス的に動いてプロジェクト単位で離散集合しつつ働くとか、色んな事が言われています。誰と組むかという問題は最重要課題だと思いますが、人材市場に売り込むとして、自分の価値すべてを自分が一番良く知っているという人は実は稀じゃないかなと思います。

現在、SNSとブログが大量にありますが、これを利用したスコアリング、特徴量の計測などがどんどん進んでいます。AIは大量の情報の中からある特徴を持った情報を探し出すのは得意です。あなたが持つ強みだと思うことを、好きだと思うことをどんどんデジタルで検索できる領域にUPすることで、誰かがあなたの特徴を持つ人間を探した時にすぐに見つけてもらうことができます。自分から探しに行くことも大事ですが、相手から見つけやすくしておくことが今はローコストでできるので、どんどんやっておくべきです。

また、普段から言語化を意識しておくことで、今回のようなフューチャーセッションのような急な機会であっても、すぐに即応できるようになります。「チャンスの神は前髪しかない」です。

一方で炎上や個人特定などの不安があり、とても恐ろしいことではありますが、物事にはメリットとデメリットがコインの裏表の関係で存在すると割り切るべきです。

②目利きになるため人にとにかく会うこと

信頼関係を構築するにあたって、相手がタダ乗り、搾取するつもりで近づいてきているかどうかという問題は常につきまといます。

信頼できる人かどうかを見極めるには、自分の中にきちんとした評価軸を持たなければならないのですが、一朝一夕で身につくようなものでもないし、絶対的なものがあるわけでもありません。とにかく外に出て色んな人と触れ合い、深く話をしていく過程でだんだんと見極める力ができていくと思います。騙されたり、辛い目を見ることもあると思いますが、それを糧として力を付けていくしかないと思います。

ただ、自分の中では、この人の見極め力にとても活きているのが、ファシリテーションのスキルです。議論の場、チームビルディングの場でどんな人がどんな発言をするのか、観察眼を鍛えるのにファシリテーションはとても活きます。

そしてコミュニティの主催であることは、大量の接点を作る上で大きなメリットにもなります。内向的で人との会話は上手くなく、気も小さいのでいつもこわごわおっかなびっくりだから疲れる事が多いのですが、それでも続けているのは、これが理由です。

③ギバーになること、ギバーと会うこと

疲弊しない人脈づくりのために、良いギバーであり、良いギバーとつながるべきです。ただ、何が疲弊しないギブなのかは判断が人によって違うと思います。これも色々ギブしてみて試すしかないと感じます。

ただ、一方的な搾取は警戒してください。それを感じた場合は「しっぺ返し戦略」や「キレる」ことが大事です。

以上、私の今の行動指針と、なぜファシリテーションを学び、なぜフューチャーセッションで多様な方とお話をしたいのか三回に分けて述べてみました。


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松浦 春選
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