TVドラマ『わたしを離さないで』 2016.1〜3
2015年12月号。月刊誌「プラスアクト」に『日本製』の元となる特集が始まった!初回は鹿児島だったとのこと。というのも春馬くん関連の本は、写真集か演劇関係のものは見てきたけど。月刊誌「プラスアクト」はあまり見たことがなかったから。全く知らずであった。この特集は48都道府県を一箇所ずつ選び2019年まで廻ったんだ!その結果、あの素敵な『日本製』が生まれたんだね。どのような経緯で街を選んだのだろう?
そんな全国の取材をしながら、映像としては昨年の『僕のいた時間』以来の作品。カズオ・イシグロ氏の長編小説のドラマ化。海外では映画化されたこともあった作品。
ストーリーは臓器移植するためだけに生まれてきた子どもたちの話。その子どもたちの教育をどうするか。おとなになったときの過ごし方について描かれていた。
皆グレーの服を着た生徒がいる学校の風景。先生は何かを隠しているような空気感。恭子を演じる綾瀬はるかちゃん。
友彦を演じる春馬くん。美和を演じる水川あさみさんの3人が成長する中で感じる悩みや問題を人の生活を見せながら周りの人との関係性をみせてくれた。その3人の苦しみやそのなかからでも少しの希望を見出そうとする姿は辛かった。私は辛すぎて少しでも幸せな場面を見たいと思ってみていた。春馬くんは悔しかったときに感情を爆発させる役柄だったから、いろいろ考えとりくんだり表現しようとしたことを後で知った。
音楽も悲しげで儚く。ある曲を流しながらダンスをする子ども時代のシーン。楽しそうなはずなのに虚しさをかんじた。独特な音楽のためなのか。どんなことを言いたいのか!どうすればいいのか!結局、理解することはできなかった。とんでもない世界を見てしまった!と感じた。リアルタイムで一度 観ただけでその後はみていない。これからも見ることはできないと思う。
このとき友彦の子どもの頃を演じた中川翼くんの演技は良かった。かんしゃく持ちの様子をよく演じていた。
その後「アイネクライネナハトムジーク」で耳の不自由な生徒を演じ春馬くんとの共演をしていた。
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