買い物は、経験でわかっていくもの(2017年11月19日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです! ★

名古屋でのダブルヘッダーが終わりました。10〜12時。13時半〜16時。喉カラカラになりました。設営を手伝ってもらって、ありがたかったです。午前中はおめめどうをご存じない方、午後はおめめどうをご存じの方、いずれにしても、たくさんの人に聞いていただいて、嬉しかったですね。

今日はそこででた質問から。返事しながら、ああ、なるほどとわかったので書いておきます。<知的に重いために数字などわかりません。割ときちんと動き、自分のことは自分でする方で、重いけれどもよくものがわかっているなと思います。買い物も楽しみにします。けれども、買い物に行くと、加減がわかりません。いくつもカゴに入れてしまいます。お金がわからないから、仕方がないのでしょうか?>というようなニュアンスの相談です。

知り合いの知的に重いお子さんは、お金がわからないために「1つを選ぶ」をずっとされてきました。なので、買い物に行くと、値段ではなく「1つを選ぶ」んですね。よく考えてお買いになるそうですよ。この「選ぶ」ということは、他のものを諦めるということです。だから「思考」されるようになる。

相談主のお子さんは、暮らしの中で二択(1つを選び、もう1つを諦める)ことがきちんとできているかを見てください。もしかしたら、それがまだ、はっきりできていないために、いくつもカゴに入れてしまうことをされるのかも。それなら「1つを選ぶ」ところからされていけばいいですよ。

また、お店に行くと(数が多くて)選べないのであれば、家で二択をしておいて、それを買いに行くようにしてもいいですね。1つを選ぶができたら、あとは「いくつ買う」を本人が選んでから、買い物に行くようにする。まずこちらが枠を決めますが、それから枠も本人が決めるようにするんですね。

そういうのが定着するまでは、親御さんは自分の買い物は一人のときにされるようにして、お子さんと一緒の時は、自分も1つを買うというモデルになられたらいいですよ。親はどんどんカゴに入れるのに、子供にはひとつだけねっていうのは、モデルにはなりません。

私は息子が買い物をするときは、自分は買い物をせず(待たせたりするし、めんどくさいのもあって)、付き合う、サポートすることだけをしてきましたね。子供には小銭を出すよう言う隣で、私が万札を使う?なんだか違うなと思ったからです。買い物は、学習したからできるようになるものではないんです。経験でわかっていくものだから、どうぞ怖じずに、トライしてください。

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