たとえ何年かかかっても、カレンダー、スケジュールがわかるは「宝」です(時々、ショップメルマガ2022年10月28日)

★こんにちは、ハルヤンネです★

9月から2ヶ月続いた「2023年巻物カレンダーの超早割」は、10月31日まで。おついたちのラッキーデーの時には「早割価格」に。2年前の今日1000本達成とありました。今年は先日1200本達成していました。今年は高齢者(認知症)の方や日常生活用具などで気づいてくださった方もいらしたからだと思います。

よく行政の人に聞かれるのです。「これは通常販売しているものでも代用が効きますよね」と。ええ、カレンダーとメモですから、どこの文具店や書店でも市販のカレンダーやメモは売っています。でも、それでうまくやれているのであれば、もっと発達障害・知的障害の方は楽になっているはずです。しかし、20年以上、ほとんど変わらず「行動障害」でお悩みになっているのです。日にちが、時間がわかってくれないと嘆いておられるのです。

私は「知的障害と自閉症のある息子が、七曜日式のカレンダーでは日の移り変わりが分かりにくいのだ」という発見を1999年までの3年間で実際に七曜日式をやってみて、気がつきます。就学と同時に、市販の「縦長」のカレンダーをしてみて、そのあと「横長」のカレンダーの形がより分かりやすい(知的障害がかなり重いお子さんでもわかるようになる)と発見するんです。それで、2005年に「巻物カレンダー」を販売し始めます。

そのあとは「カレンダーで先の予定の心構えや、その日のスケジュールを組み立てやを自分でして」、本人が「主人公」の暮らしができるようになりました(もちろん、安定するには自己責任のサイクルや予算軸など、他の要素もあります)。

私が「市販にあるものでもいけるやん」と「縦長のカレンダー」のまま使っていたら、おそらくたくさんの知的障害児者には今のように「カレンダーがわかる!!!」とはならなかったと思います。おめめどうが、障害児者のための「巻物カレンダー」を制作・販売したから、今、全国に広がっているのです。そのことを私は「誇り」に思っています。

「これは通常販売しているものでも代用が効きますよね」と言われると、「じゃあ、わかるものを持ってきて、わかるようにしてよ」って呟きます。それはけしてされないんですよ。教員・支援者さんでさえ、カレンダーがわかるように何ヶ月も何年も付き合ってもくれないのです。その事実も知っているから、自閉症・発達障害・知的障害でも、わかりやすい「巻物カレンダー」を商標登録にまでしてネットで買えるようにしているのです。

たしかに使う人は何千程度と分母が小さい(社会でカレンダーを使う人は何千万です)ために「高額」にはなります(だから、超早割の9、10月を利用してほしいのです)。

でも「紙製品」ですから、誰にとっても扱いやすいという利点もあります。工夫も自在にできます。たとえ何年かかかっても、カレンダー、スケジュールがわかるは「宝」ですよ。それに早く気づいてください。

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