「何を信じるかを【個人】に任されている」時代(2016年11月22日のメルマガ)
★こんにちは、ハルヤンネです! ★
先日、未踏県からFBを訪ねてくださった支援者さんに、「どうしておめめどうを知ったのですか?」と尋ねると、「自分の子供用に視覚支援ツールを探していて辿り着きました。自分の住む県は感覚統合、隣の県はTEACCHの有名な方が居られて、それ以外の情報が意図的にシャットアウトされているから、2年半もかかりました。感覚統合から抜け出すのに時間が掛かったのも要因です。時に療育は宗教のようになります。」と、言われました(もちろん、個人的意見ですよ)。
おめめどうはどの組織・集団にも属していないので、大きな会で発表することもありませんでしたし、普段の活動もゲリラ的です。なので、よく伺う県(あるいは、市町村)なら、知ってもくださっていますが、そうでもない県や伺ったことがない県(未踏県)では、知られていないのが事実です。おめめどうグッズは、別段「何か療育を選ぶ」わけでもないのに(感覚統合やTEACCHの人が使っちゃいけないというわけではないのに)、「もったいないなあ」と私は思っているんですけど、どうしても、そうなってしまうんですよね。
なので、もっと広くと願ってきました。でも待てよ、もう「知る人ぞ知る」でもいいのかもしれない、ネット等を見ても、「何を信じるかを【個人】に任されている」時代なのだもの。というのも、「情報があふれているから」。全部なるほどと思うか、取捨選択するか、そんなことからです。
だからこそ、地元に「大きな勢力」があると、そこを信じることになっていきますよね。丹波もそうですよ、おめめどうがあるから、多くの方が「巻物カレンダー」を使われているんです(ある中学校の教室を訪ねた事業所の人が、「在籍生徒さん一人ずつに個別のブースがあって、一人ずつ巻物カレンダーとスケジュールがあってびっくりした」と言われていました・笑)。
別段、おめめどうグッズは、なにか特別な療法ではないから、お使いになっても困ることはないとは思います。次の学年、進路先にも続いていきますし(購入ができるから)。そういうグッズを探していくのも、もう【個人】に任されている時代なのだなと思います。
来年は、おめめどう13年を迎えます。今まで「イケイケどんどん」で、どちらかというと拡大路線でやってきました。それを、見直す時期に来ているのを感じています(私自身の衰えもあって)。さあ、なにをしていこう、なにをやめていこう・・。それもまた、ワクワクです。
上記の支援者さんは、「辿り着いてよかった」と言われました。そう言っていただける場所であり続けようとは思っています。
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