お金の自立の話(2016年10月28日のメルマガ)

★こんにちは、ハルヤンネです! ★

今月もあと4日しかないと思うのか、まだ4日あると思うのかでは、心の持ちようが違ってきますし、それが、行動にも変化をもたらせます。私は後者。

長いタームで目標を立てると挫折しますが、あと4日くらいなら、「その間に@@をするぞ」とか目標値を立てやすい。数字を使うと具体的になりますよね。達成できたら嬉しいし、できなくても、自分の中のことだから、あまり害はない。そういう柔らかい感じの縛り。

数字の代表が、カレンダー(時間軸)とそしてお金(予算軸)ですね。暮らし支援には、どちらもいるんです。来週の土曜日「あまなっと」さんで、「お金の自立」の話をするのですが、いろいろ調べてみると、別に障害があるから、ないからじゃないなあと思いました。

まず、ある一定の「お金を稼ぐ」があります。稼ぐがない障害者の場合は、年金ですよね。専業主婦の場合も、生活費というのは立派な主婦の労働賃金にあたります。それが、生活する上で得るお金。

それを、その「金額内でやっていく」ことがそうです。これを、覚えてもらうのが、お小遣い支援。自分の生活の中で、自分で支払うもの、必要なお金がわかっていくということ。うちは、まだ、お小遣いの中で、自分で考えて使うができるようになったくらいです。あと保険・医療費・光熱費など必要なお金は、こちらが管理している。これが本人ができるようになるか、後見人のような支援者に頼むのかはまだわかりません。

次に「お金を貯める」こと。楽しみのために、必要なときのために、貯金ができる。最初は、旅行のために、パソコンを買うためにといった具体的なことから経験していくと、「貯まる喜び」はでてきます。「貯める喜び」がわかると「減っていく寂しさ」もわかります。それには、弁償なども経験していく必要があります。

そして、最後に「人のお金に依存しない」。自分で稼いで(あるいは、手にして)、それをその金額内で使って、余ったら貯めて、弁償などの自分の後始末もしてを、周囲がきちんと支えると、「人(主に親の)のお金に依存する」はなくなっていきます。

でも、親の方が「これくらい出すよ」「私のいるときくらい贅沢をして欲しい」「弁償は私が出しておくわ」という風にしてしまうと、本人は「人が出すもの」みたいにはなっていきます。結構、こちらのルール破りが、この人のお金への依存度を高めていくのです。

とはいえ、どうしても必要なときは、親が助けることもあるでしょう(逆に子供に助けてもらうことも)。そんなときも、お互いが上記の四つで自立していると、フォローしあうこともスマートにできるのだなと調べてみてわかりました。

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